建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展


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展覧会案内

石はきれい、石は不思議 -津軽・石の旅-

石はきれい、石は不思議 -津軽・石の旅-

石には、驚くほど不思議で美しい世界がひそんでいます。昔から美しい石の産地である津軽と、石に魅了され拾い集める達人を中心に、一つとして同じものがない不思議をもたらす石の世界をご紹介します。

ギャラリー1(東京): 2007年9月6日(木)〜11月24日(土)休館日:日祝日
ギャラリー大阪: 2007年12月7日(金)〜2008年2月22日(金)休館日:水曜日、12/29−1/6
ギャラリー名古屋: 2008年3月6日(木)〜5月23日(金)休館日:水曜日


展示内容 展示品リスト BOOKLET
対談「私が石を拾うわけ −津軽の石に出会う」(ギャラリー1(東京))
「海と山の石ころ拾いツアー ―酒匂川河口から西丹沢 石の旅―」(ギャラリー1(東京))--【ご報告レポート】
展示会概要
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写真の石:所蔵(上)石戸谷秀一 (中)牧野喜美雄 (下)中里和人

石はきれい、石は不思議

BOOKLET
『石はきれい、石は不思議 -津軽・石の旅-』

2007年9月刊行
本文72ページ(カラー60ページ)
定価:1575円(税込) 
INAX出版

いろ、かたち、もよう、さまざま 見つけて、見つめて、足もとの宇宙

一面真っ白な雪景色が似合う津軽地方。
そのイメージからは想像できないほど色とりどりの石ころたちに出会う。シマシマ、ブツブツ模様など表面の表情や形も多様だ。手のひらにのせて握る心地よさを感じながら、あっという間に石拾いに夢中になってしまう。この地方は、錦模様の石、さまざまな色や模様の玉髄が見つかることで知られ、それらに魅せられた人々の歴史は縄文時代にまでさかのぼる。津軽は日本でも有数の美しい石の宝庫だ。
いったいなぜこの津軽半島にそれほどの美しい石が存在するのだろうか。人類よりもはるかに長い時を経て地表にあらわれた石。そのダイナミックな成り立ちと、中に閉じ込められた小宇宙の神秘に想像を掻きたてられる。

本企画では、海辺、川原などで静かに個性を輝かせる多様な石たち、そして、津軽の地で長年にわたる石拾いの達人らによる石コレクションをとおして津軽の石の魅力に迫りながら、古来より人々が託してきた石への想いや石を拾うことの楽しみといった石と人との関わりやその成り立ちなどさまざまな視点から石の世界を巡る。
展示にあたり、関係のみなさまには多大なるご協力を賜りました。この場をかりて厚く御礼申し上げます。


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