トップページへ
更新履歴
お知らせ
特集
教皇関連
カトリック教会の概説
日本のカトリック教会
教勢調査(統計)
カトリック中央協議会
公文書
Web文書館
各委員会
出版案内
バチカン組織図
ひとくちメモ
案内図
リンク
English





はじめにお知らせ特集教皇関連カトリック教会の概説日本のカトリック教会教勢調査(統計)
中央協議会公文書Web文書館各委員会出版案内バチカンひとくちメモ案内図リンク
前画面に戻る トップページへ

お知らせ  2007.11.9


ステファノ濱尾文郎枢機卿 帰天

日本人では5人目の枢機卿、前教皇庁移住・移動者司牧評議会議長として活躍

濱尾文郎枢機卿前教皇庁移住・移動者司牧評議会議長のステファノ濱尾文郎(はまお・ふみお)枢機卿が11月8日(木)午後6時57分、入院先の東京・癌研有明病院で肺癌のため帰天した。享年77歳だった。同枢機卿は今年12月21日に司祭叙階50周年の慶事を迎える予定だった。

葬儀・告別式は12日(月)正午から、梅村昌弘・横浜司教の司式のもと、神奈川県横浜市の横浜雙葉学園講堂で執り行われる。
喪主は梅村司教。

 

濱尾文郎枢機卿 略歴

193039、東京生まれ。

東京カトリック大神学院、上智大学を経て1951よりローマに留学。教皇庁立ウルバノ大学で哲学と神学の修士号を、同グレゴリアン大学で教会法の博士号を取得した。

19571221、ローマで司祭叙階。

1962に帰国。その後は東京大司教館、関口教会助任として働いた。

197025、東京教区補佐司教に任命された。

1970429司教叙階。東京カトリック学生連盟指導司祭、日本カトリック学生連盟副指導司祭、青少年委員会委員長、信徒使徒職委員会委員長、アジア司教協議会連盟(FABC)常任委員などを歴任した。

19791030、第7代横浜教区長に任命された。

1980115、横浜教区に着座。18年間にわたって同教区を司牧した。

1998615、教皇庁移住・移動者司牧評議会議長に任命、同時に大司教に任命されてバチカンへ赴任。

2003928、教皇ヨハネ・パウロ二世より日本人では5人目となる枢機卿に任命された。

20031021、枢機卿に親任された。

2006311に定年を受理されるまで、文字通り「行動する枢機卿」として世界各地を回り、実際に現場を訪れては人々を励まし、その訴えに真しに耳を傾け続けた。定年後もしばらく教皇庁の福音宣教省や列聖省の仕事を続けていた。

 

日本カトリック司教協議会では、1995定例司教総会から1998の同総会まで司教協議会会長を含め、宣教司教委員会委員長、東京カトリック神学院常任委員、学校教育委員会委員長、常任司教委員、社会司教委員、国際協力委員会委員長、カトリック新聞社運営委員会委員長、カトリック・コミュニケーション委員会委員長、社会・福音チーム責任者、中央協議会事務局担当司教、司教協議会副会長、中国教会関係資料室室長、シノドス(世界代表司教会議)評議員、アジア・シノドス日本代表など、多岐にわたる要職を誠実に勤め上げた。

2007年6月1日にペトロ岐部と187殉教者の列福が教皇ベネディクト十六世によって裁可されたが、これにも濱尾枢機卿の有形無形の尽力があった。今年10月、体調を崩して帰国、都内の病院に入院していたが、11月に入って容態が急変し、病者の塗油を梅村司教から受けるなど、重篤の状態が続いていた。司教紋章のモットーは「ADVENIAT REGNUM TUUM」(御国が来ますように)。その大きな身体にふさわしく、些事にこだわることなくすべてを受け入れる器の広さと、豊富な学識とスケールの大きな国際性、暖かな人間味など、年齢を超えた広範な世代で多くの人々を魅了した。昨年10月に亡くなった元東宮侍従の濱尾実さんは実兄。

(11.9)

聖書週間 2007年11月18〜25日

聖書週間について
聖書週間ポスターイメージ
聖書週間は、1985年頃、聖書委員会によって定められ、毎年テーマを決めその期間を、11月第3日曜日から8日間とし、主に信徒の方々に、聖書に関心を持ってもらうことを目的としています。 その後、カトリック司教協議会による諸委員会の機構改革にともない、聖書委員会は1998年2月に解消されましたが、聖書週間は常任司教委員会によって引き継がれ、リーフレット「聖書に親しむ」とポスターの製作も継続されることとなり今日に至っています。



今年の聖書週間

今年の聖書週間は、11月18〜25日です。NICE-1の開催から20年をむかえ、
喜び生きよう 「はじめに言があった」 (ヨハネ1・1)

をテーマに選びました。



『聖書に親しむ』について
リーフレット『聖書に親しむ』は、全国の小教区をはじめ、カトリック系学校および諸施設に送付しました。
このホームページ上でダウンロードも可能です。

※右のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。
「聖書に親しむ」ダウンロード
聖書に親しむ(840KB)


良書のすすめで紹介した本について

詳しく知りたい場合、購入希望の場合は、下記書籍名をクリックしてください。

  1. 聖パウロ−神から生まれた月足らずの子 アラン・ドゥコー著/奈須瑛子訳
    2006年 女子パウロ会 4200円(税込)
  2. 聖パウロ−その心の遍歴』 和田幹男著
    1996年 女子パウロ会 3150円(税込)
  3. パウロの信仰告白 カルロ・マリア・マルティーニ著/今道瑤子訳
    1990年 女子パウロ会 1223円(税込)
  4. キリストの使徒パウロ 脇田晶子著/岩淵慶造絵 
    2003年 女子パウロ会 1260円(税込)


(10.31)

教皇、23名の新枢機卿任命を発表

10月17日(水)午前10時30分からサンピエトロ広場で行われた一般謁見において、教皇ベネディクト十六世は、来る11月24日(土)の王であるキリストの祭日の前晩に23名の新枢機卿の親任を行うことを発表しました。
発表された新枢機卿23名の中には、80歳を超える聖職者も5名含まれています。
10月17日現在、枢機卿の総数は179名、うち教皇選挙において投票権を有する80歳未満の枢機卿は104名です。11月24日の新枢機卿の親任により、枢機卿総数は202名、投票権を有する枢機卿は121名となる予定です。
11月24日に新しく枢機卿に親任されるのは次の23名です(年齢は10月17日時点)。

  1. レオナルド・サンドリ(Leonardo Sandri)大司教、教皇庁東方教会省長官(1943年11月18日生まれ、63歳)
  2. ジョン・パトリック・フォーリー(John Patrick Foley)大司教、エルサレム聖墳墓騎士修道会総長(1935年11月11日生まれ、71歳)
  3. ジョヴァンニ・ラヨロ(Giovanni Lajolo)大司教、バチカン市国委員会議長、バチカン市国行政庁長官(1935年1月3日生まれ、72歳)
  4. ポール・ヨセフ・コルデス(Paul Joseph Cordes)大司教、教皇庁開発援助促進評議会議長(1934年9月5日生まれ、73歳)
  5. アンジェロ・コマストリ(Angelo Comastri)大司教、サンピエトロ大聖堂主席司祭、バチカン市国司教総代理、ファブリカ・ディ・サン・ピエトロ議長(1943年9月17日生まれ、64歳)
  6. スタニスワウ・リュウコ(Stanisław Ryłko)大司教、教皇庁信徒評議会議長(1945年7月4日生まれ、62歳)
  7. ラファエレ・ファリーナ(Raffaele Farina)大司教、バチカン図書館・文書館管理責任者(1933年9月24日生まれ、74歳)
  8. アグスティン・ガルシア=ガスコ・ビセンテ(Agustín García-Gasco Vicente)、スペイン・バレンシア大司教(1931年2月12日生まれ、76歳)
  9. ショーン・バプティスト・ブラディ(Seán Baptist Brady)、アイルランド・アーマー大司教(1939年8月16日生まれ、68歳)
  10. ルイス・マルティネス・シスタチ(Lluís Martínez Sistach)、スペイン・バルセロナ大司教(1937年4月29日生まれ、70歳)
  11. アンドレ・ヴァン=トロワ(André Vingt-Trois)、フランス・パリ大司教(1942年11月7日生まれ、64歳)
  12. アンジェロ・バニャスコ(Angelo Bagnasco)、イタリア・ジェノヴァ大司教(1943年1月14日生まれ、64歳)
  13. テオドール=アドリアン・サール(Théodore-Adrien Sarr)、セネガル・ダカール大司教(1936年11月28日生まれ、70歳)
  14. オズワルド・グラシアス(Oswald Gracias)、インド・ボンベイ大司教(1944年12月24日生まれ、62歳)
  15. フランシスコ・ロブレス・オルテガ(Francisco Robles Ortega)、メキシコ・モンテレー大司教(1949年3月2日生まれ、58歳)
  16. ダニエル・N・ディナルド(Daniel N. DiNardo)、アメリカ合衆国ガルベストン・ヒューストン大司教(1949年5月23日生まれ、58歳)
  17. オディリオ・ペドロ・シェレル(Odilio Pedro Scherer)、ブラジル・サンパウロ大司教(1949年9月21日生まれ、58歳)
  18. ジョン・ヌジュエ(John Njue)、ケニア・ナイロビ大司教(1944年生まれ、63歳)

そのほかに教会への奉仕において称賛に値するとして枢機卿に上げられた3名の高位聖職者と2名の司祭は以下のとおりです。

  1. エマヌエル三世デリー(Emmanuel III Delly)、カルデア典礼教会バビロン総大司教(1927年10月6日生まれ、80歳)
  2. ジョヴァンニ・コッパ(Giovanni Coppa)師、教皇大使(1925年11月9日生まれ、81歳)
  3. エスタニスラオ・エステバン・カルリック(Estanislao Esteban Karlic)、アルゼンチン・パラナ名誉大司教(1926年2月7日生まれ、81歳)
  4. ウルバーノ・ナヴァレーテ(Urbano Navarrete)神父、イエズス会、教皇庁立グレゴリアーナ大学元学長(1920年5月25日生まれ、87歳)
  5. ウンベルト・ベッティ(Umberto Betti)神父、フランシスコ会、教皇庁立ラテラノ大学元学長(1922年3月7日生まれ、85歳)

教皇はまた、枢機卿の位に上げることを望んでいたにもかかわらず、前日に急逝したイグナシー・ジェズ(Ignacy Jeż)ポーランド・コシャーリン・コウォブジェク名誉司教(1914年7月31日生まれ)の冥福を祈りました。

(2007.10.18)

ペトロ岐部と187殉教者 列福特別献金のお願い


特集:ペトロ岐部と187殉教者 列福特別献金のお願い 日本カトリック司教協議会では、日本で初めて執り行われる列福式のために、特別献金を実施しています。新福者の誕生は、188殉教者が、現代に生きる日本の教会に残したさまざまなメッセージと希望を想い起こす好機です。
 どうか皆様のご協力をお願い申し上げます。
(本文より)




(10.10)

「シグニスアジア会議」日本で初開催

シグニス ジャパンカトリックメディア協議会(Signis、シグニス)のアジアにおける年に一度の国際会議、「シグニス・アジア会議」が、9月24日から29日、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで「Many Voices−One Mission Peace」(多くの声・一つの目的=平和)をテーマに開催されました。

開催国・日本を始め、インド、インドネシア、韓国、カンボジア、スリランカ、タイ、台湾、ドイツ(オブザーバー)、フィリピン、香港、マカオ、マレーシアの13カ国から55人(ボランティア除く)が参加しました。「シグニス・アジア会議」が日本で開かれるのは今回が初めて。

会議は、文京区関口の東京カテドラルで行われた晴佐久昌英神父(東京教区、シグニスジャパン副会長)と、アジアの司祭たちによる共同司式ミサで始まり、各国からの活動報告と、日本カトリック正義と平和協議会会長の松浦悟郎司教(大阪教区補佐)による平和ミサと平和講話が行われました。

平和の構築において日本はどのような貢献ができるのか、という参加者からの鋭い質問や、松浦司教の講話に耳を傾ける中で、日本の果たすべき役割、私たちの責任といったものを改めて強く感じました。会議の後半、「平和」をテーマにした「ワークショップ」では、アジアを3つの地区に分け、グループごとに相互理解と平和構築のための具体的なプロジェクトについて話し合いました。この中では、日本で毎年行われているカトリック映画賞の授賞式・上映会に、シグニス香港が製作している作品の上映も行ってはどうかとの提案が出され、実現可能な企画として日本側から受け止められました。最後に全員で話し合いの成果を分かち合い、その実りを共有しました。また、マスメディアを活用した福音宣教を主な使徒職とする聖パウロ女子修道会からシスター小尾が、同会が宣教のため開設しているホームページ「Laudate」を紹介しました。シグニス・ジャパン会長の千葉茂樹監督によるシネリテラシー(映画製作を通した教育活動)の発表の部では、行政がモデル校を指定して、シネリテラシーを学校教育のカリキュラムに取り入れているオーストラリアのケースが紹介され、参加者の大きな関心を集めていました。28日にはカトリック映画賞の授賞式があり、日本でも話題を呼んだ小泉堯史監督の「博士の愛した数式」に同賞が贈られました。この映画に感銘を受け、「アジアといっても、それぞれの国の文化には独自の深みがある」という感想を漏らした参加者もいました。多くの参加者が満足して帰国の途についたことは、開催国としても感慨深いものがありました。

*SIGNIS JAPAN  日本カトリックメディア協議会
放送・映画など、メディアに携わる人びとがつくるカトリックの世界的な協議会「SIGNIS」(本部:ベルギー・ブリュッセル) の日本支部。「SIGNIS ASIA」との連携のもと、インターネットなどのITへの柔軟な対応と、舞台・展示などのパフォーマンスも視野に入れた多岐にわたる活動を目標にしている。

*カトリック中央協議会広報内に置かれていた「SIGNIS JAPAN」事務局は、2007年4月より東京・港区赤坂の聖パウロ女子修道会本部内に移転しました。

(10.5)

「ペトロ岐部と187殉教者の列福式」開催日、決定

「ペトロ岐部と187殉教者列福式」開催場所・開催日等について、バチカンの国務省、列聖省、日本カトリック司教協議会で協議され、この度、正式に発表なりました。(詳細は下記リンクをクリック)



(9.29)

教皇、新教皇庁文化評議会議長を任命

9月3日(月)、教皇ベネディクト十六世は、教皇庁文化評議会議長のポール・プーパール枢機卿(77歳)の定年による退任を受諾しました。プーパール枢機卿は1988年4月19日に教皇ヨハネ・パウロ二世により文化評議会議長に任命され、以来19年同職を務めました。

また教皇は新しい文化評議会議長として、ミラノ・アンブロジアーナ図書館館長のジャンフランコ・ラヴァージ(Gianfranco Ravasi)師(64歳)を任命しました。教皇は同時にラヴァージ師を教皇庁文化財委員会と教皇庁キリスト教考古学委員会委員長に任命し、ヴィッラマグナ・ディ・プロコンソラーレ名義大司教としました。ラヴァージ師は1942年イタリア・ロンバルディア州レッコ県のメラーテ生まれ。1966年ミラノ教区で司祭叙階。

(9.4)

日本カトリック司教協議会の人事発表

日本カトリック司教協議会の新しい人事が発表されました。
発表された人事は、2007年度定例司教総会(2007年6月18日〜22日)において決議されたものです。



(6.26)

カリタスジャパン 救援募金 関連情報


カリタスジャパンでは、下記の被災地の他、さまざまな地域の救援募金を受け付けています。
詳しくはカリタスジャパンホームページ

  • ペルー地震
  • 新潟県中越沖地震
  • ソロモン諸島沖地震
  • 能登半島地震


過去のお知らせ検索

こちらから過去のお知らせに掲載した内容を検索することができます。 検索する範囲を指定して、検索キーワードを入力の後、「検索する」ボタンを押してください。検索結果が表示されます。
過去のお知らせリストも合わせてご覧ください
WWW 過去のお知らせ

Powered by

前画面に戻る トップページへ
お問い合わせ info@cbcj.catholic.jp ©2003-2007カトリック中央協議会 免責・禁忌事項