秋山が吉田戦に前向き「格闘技界のいい起爆剤になれば」

　【ソウル２９日】２８日のＨＥＲＯ’Ｓソウル大会のデニス・カーン（３０）戦で、昨年大みそかの保湿クリーム使用事件からの復活勝利を挙げた秋山成勲（３２）＝フリー＝が、大みそかの「Ｄｙｎａｍｉｔｅ！」（京セラドーム大阪）での吉田秀彦（３８）戦に前向きな姿勢を見せた。

　吉田との柔道対決は、谷川貞治執行委員（４６）がぶち上げたもの。秋山は、昨年大みそかの桜庭和志（３８）戦でのヌルヌル事件を起こしているため、同大会出場に「辞退するかもしれない。１回復活したからって、すぐに出させてもらえるという感じではない」と慎重だった。

　秋山は吉田と親しく、総合格闘技に転向する際には相談したという間柄。柔道時代から練習を一緒にしたことがないため「今の格闘技界に、いい起爆剤になればなという気持ちもあります」と先輩との対決に興味もある。８５キロ以下で戦う秋山は、吉田と２０キロ近い体重差があるため「試合をすることになれば（吉田は）重すぎる。体重を上げることはできるけど、動けるかどうか。無差別は好きですけど」と話した。夢対決は実現するのか。

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（2007年10月30日06時07分  スポーツ報知）