堕天使の隠れ家 〜信じるべき道〜

臨床検査技師を目指す月乃宮 神姫の日記・・・

Entries

黒竹さん(笑)

私は無口だけど、黒竹さんはワリと話せる。
初日のギャルは他の同種の人間たちとつるみ始めそう。
どんどんグループが出来ていくが私は黒竹さんと実質二人きりだ。
働いていた時の癖で、私は結構自分を低く言ってしまう癖がついてるから
イマイチ伝わらない部分も多いけど...。
それでも一緒にいて惨めになったり、それほど嫌な性格じゃない。

彼女についてわかったこと。
・20歳(年下)
・趣味はパソコン
・高卒
・本人曰く、あまり頭は良くない
・本人曰く、性格も良くない
・理系の勉強に興味があった
・黒が好き(核爆)
あと、ついでに他のことも
外見:とても可愛いとはいえない(笑)
口調:中途半端な敬語。声は低い。
性格:テンションは低いが、ジョークが面白い。

とりあえず携帯番号も聞きました。
まぁ、あまりこちらからは連絡しないと釘を刺しましたが(笑)

しかし彼女と話して久しぶりに笑ってしまった...。
学校で声を上げて笑ったのって久しぶり...。

今までは運が無かったのか、ろくなクラスにならなかった。
私は友達になろうと思える人がいなくて
彼ら、彼女らもまた、私を必要としなかった。
それどころか、私は避けられていたのかもしれない。

精神年齢の違いなんだと、思う。
私は高校時代までの周りの人間の幼稚な言動が理解できなかったし
彼らが興味を持つことはすでにくだらないと思えるようになっていた。
芸能人とか、他人の噂とか、恋愛とか...
そんな馬鹿みたいなことばかり。
私は他の人が遊び呆けている間に本を読み、有意義なことをしていた。
それがいいと思って...。
でも、そうすることで私は一般の人たちとの差をもっと広げてしまった。
社会人もいるこの学校に来ても、大人と思える人がいない。
いつまでたっても、みんな幼稚。
笑顔を...純粋に笑うという感情を失っていた私は、
これから3年間もそうなんだと思っていた。
私は孤独を愛していた。

でも、黒竹さんは私を笑わせた。
ある意味、すごいヒト。

一日目...

学校の授業は9:20から。
それまでは休み時間同然で、いわゆる無駄な時間。
まだよそよそしいものの、女子は特にグループが出来つつある。
レベルの引くそうな話題に盛り上がっている。
群れるのだけは、早い。 

明日からはもう少し時間を遅らせることにした。 

先日に口を利いた人は先に登校してきていて、
私のことを気に入ったのか、向こうから話しかけてきた。
しかも!帰る時まで(笑) 
しかも!!!!!!弁当も一緒に食べますかとか言ってきた(爆)

こんな私に、物好きなこと...。

 (とりあえず「友人」になりそうな予感なので、このブログでは彼女を「黒竹さん」と呼ぶことにします。
今日も昨日も服が上から下まで黒だったから(爆)) 

ちなみに、初めての授業は「医療倫理」。
あと、担任は男の先生なのですが、かなりカッコイイ...。

始まりし日々...

...と云う事で、始まった専門学生という新生活...。
何も残らない学生生活を送るのも嫌なので、
三年後の国家試験の結果までを書き綴ることにしました。

私の同じ道を目指す人も、参考にしてくれれば嬉しく思います。 

臨床検査技師は医療の現場で働く職業。
検査においては医者をもしのぐプロフェッショナルで、
授業の内容は医学部と変わらない。 

そんな感じの学校ですが、私が入学するのは容易でした。
社会人としての経験があるので、社会人入試が出来たんですね。

クラスは40人ほど。思ったより派手な人が多い...。
というか、ぶっちゃけ精神年齢低そう...。
入学式の時はみんなスーツだったから解らなかったけど、
次の日からの私服を見れば大体の性格がわかる。

初日(教科書を貰う日)からワイワイとグループになっている。
私はかなり物静かなほうなので浮いてしまった。
...といっても、その類の人間とは仲良くしたいとも思いませんでしたがね(笑) 

私は結構、他の人と違う道を辿っている事が多い。
今までも、それにきっと、此れからも...。
 しかし、この先の実習でチームを組まされることも多いらしいので
仕方なく一人でいた子 
(↑というか地味な黒い服&見た目も女らしくないから浮いて当たり前) 
に話しかけた。 

私「荷物いっぱいですね(作り笑い」
相手「ああ、そうっすね。初日やし仕方ないですけどね。
しかし...これ持って帰るのきついっすね〜」 

...初対面なのに良く喋る事。
しかも中途半端な敬語。
でも、他の馬鹿ギャルに比べたら見た目はともかく中身はかなりマシでした。

 しかし帰るときはまだ友達を見つけていない五月蝿いギャル系の女が
私たちに合流してきた。
最初に声をかけた人と三人で天六の駅まで重い荷物(教科書)を持って帰った。
二人が待っている間に定期券も購入。 
しかし、三人になると、人見知りがある私はイマイチ会話がうまく出来ず
ほとんど口を開けなかった。 
(ギャルがかなり喋るから最初に会った人はそちらばかりに返事をする) 
ギャルとは路線が違って、最初の人と途中まで同じ電車で帰った。 
彼女が電車を降りていった後、急に本来の自分に戻る。
人ごみの中で、台風が過ぎ去った後のように...。
やっぱり一人はホッとする。孤独が良い。
孤独が心地いい。
孤独ガ好キ。 

でも、毎日人と関わる此れからは不安。