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パーキングメーター細工の疑い 宅配運転手ら書類送検

2007年11月02日13時29分

 荷物の積み下ろしで長時間駐車する目的でパーキングメーターに細工したとして、警視庁は2日、宅配便会社大手の佐川急便(京都市)とヤマト運輸(東京都中央区)の運転手の男性計7人を偽計業務妨害の疑いで書類送検した。7人は「昨年の法改正で駐車違反の取り締まりが厳しくなり、運転手仲間の口コミで手口が広まった」と供述しているという。

 交通捜査課などの調べでは、7人は10月1〜5日、東京都新宿区西新宿1丁目に設置されたメーターに誤った情報を与え、メーターを管理する財団法人東京交通安全協会の業務を妨害した疑い。

 現場のメーターは制限の1時間を超えると駐車違反になる。運転手らはメーターの駐車時間を「0」に戻す細工をしていた。最長で10時間駐車を続けた運転手もいるという。

 両社とも、会社側の関与は否定したという。

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