2007年11月08日

もちろんその辺の事情は知った上でのことなのだけど。

ヤンキー(アウトロー)マンガのアニメ化、実写化(映画・Vシネマ)について - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
ゲームセンターに明日はあるの?:「クローズZERO」の大ヒットとアニメ業界の窮状をちと思う。 - livedoor Blog(ブログ)

 でも、『「クローズZERO」の大ヒットでアニメ業界のことを考えるのはお門違いも甚だしい。』んじゃないかなー、ということで。


んで

「まさか、TVアニメじゃないから別だ、とか言い出すんですかねえ。」

その通り。OVAは「マスメディア」ではないから。

あとまあ、俺ならそのリストに「バツ&テリー」の劇場版も入れるな。

ヤンキーマンガのTVアニメを作れない、というところにアニメ業界の不幸があるよな、という話。なので、わざわざ「クロマティ高校」での自主規制の例を引いたのであるし、「エリートヤンキー三郎」のTVドラマ(とてもよい出来であった)で出来ることが、TVアニメで出来るか、といえば出来ないだろう。そういったTVのレーティング制度の歪さっつーか、アオザイ着た女子高生がポン刀振り回して敵を鮮血に染めたり、ガンダム00で手足が吹っ飛んだ紛争犠牲者を描けても、「不良が喧嘩する」のは、例えギャグ色の強い「湘南爆走族」や「今日から俺は!」のような形であってもダメ、というのが何だかな、と。

で、「オタク文化圏市場」というのは、非常にクローズドな市場であるが、「ヤンキー文化圏市場」はそうではない。ヤンキーに憧れる若者は居ても(例えそれがはしかのようなモノであっても)オタクに憧れる人間は居ないし、「オタクのもの」だと思われてしまえば、それでもうマスな市場への参加件は得られない。
それを突破するには、「(どちらかといえば)ヤンキー文化圏のもの」として、アニメを認知させるのが近道じゃねえかと。具体的に言えば、パチンコメーカーに版権を売り飛ばせば、版権料以上の利益、つまりは「マスな市場」への参加件を得られるのではないかっつーのが最近考えることでな。
「アクエリオン」はアニメ単体だと「オタクのもの」だから、一般人にはNG。でも「パチンココンテンツとして」なら手を出せる。
マンガも同じで、一般人は大人になってもマンガを読みたいが「オタクとは思われたくない」よって、オタク文化圏の対極にあるもの、つまりはヤンキー文化圏にあるものであれば、「オタクと思われずに安心して読める」モノとして広く受け入れられている。という現象があるのではと思うのだな。

しかし悲しいかな、マンガと違ってアニメは「オタクのもの」で居るしかないのだ。先の歪なレーティングが枷となって。それこそパチンコ台にでもならない限りね。というのが先のエントリの骨子だな、あえて言えば。

おかげさまで最近忙しくて、晩酌しながらぐらいしか長文エントリを上げる時間を作れないので、そんな駄文の重箱の隅つついても仕方がねえザンスよ。黒霧島うめえ。

あと、大病患って死に掛けてから新しいマンガ読んでねえんですよ。業務上必要ならば読む程度。
ゲーセン勤務時はお客が置いてったマンガをタダで読めたし、タバコ買うついでにコンビニ寄ってページをめくったりもしたが、ゲーセン勤務もタバコも止めたしなあ。(ホントは酒も飲んではいけないのだが、知ったことか)

hayashida2007 at 02:20トラックバック(0)  この記事をクリップ!

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