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かぐや 月面ハイビジョン撮影

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月の周回軌道を回っている月探査衛星「かぐや」がNHKのハイビジョンカメラで撮影したのは、月の北半球の中緯度付近と北極付近です。ハイビジョンカメラで月面を撮影したのは今回が初めてで、撮影は先月31日に高度およそ100キロから2回行われました。最初の映像は、北緯70度付近から北極に向かって飛んでいる「かぐや」から見た月面です。北極付近に近づくにつれて、月面のでこぼこが大きくなってきます。北極付近のクレーターの内側は太陽の光がまったく当たらない場所が多く、氷があると言われています。映像から氷の有無はわかりませんが、大小さまざまなクレーターを迫ってくるような鮮明な映像でとらえています。もう1つの映像は、「嵐の大洋」と呼ばれるマグマが冷え、固まって出来た広大な地域の西側を映したものです。平らな場所であることから「アポロ12号」の着陸地点にもなりました。ごつごつとした北極付近とはまったく異なる表情を見せています。宇宙航空研究開発機構のかぐやプロジェクトチームの加藤學教授は「月面の状態がはっきりとわかるため、将来の月探査でどの場所に着陸するのがよいかなど、さまざまな研究への活用が期待できる」と話しています。「かぐや」は今後、月から昇る「地球の出」の撮影も行うことになっています。
もどる11月7日 18時34分
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