再開!


画像掲示板 コメント 通常通りに復旧しました。
これからも、引き続き、甲武相山の旅をよろしくお願い致します。

はじめてこのページをごらんになる皆様へ・・。

このページは、最近、トレイルランナーを自称する一部の方(2ch系の方)や、ハセツネのボランティアスタッフ関連の方々(恐らく山ヤ)による中傷書き込みを受けました(合計6回ほどです)。

今年のハセツネも終わったし、中傷を受けて嫌になり一時は、休止することも考えましたが、私は根っからの意地っ張りですので、休止することはしないで、継続してゆこうと思っております。

また、振り返って、健全なブログ運営のためには、泣き寝入りをするのは、後進のためにも良くないと思いました。

もっとも、中傷コメントに対して、黙って我慢するには私はまだまだ若い(笑い)ですので、以下では、目には目を、の原則にのっとり、応分の応酬をしようと思います。(私が好きな give and takeの原則です。)


以下の文は、このブログの悪口を言っている2chの方々やここに中傷コメントを実際になさった方に向けて書かれています。それ以外のかた、気分を害しますのでくれぐれもご覧にならないようにお願い申し上げます。特にご婦人方はお避けください。よろしくお願い致します。


管理人 Minerva
BBS 牛王院平にて・・。

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中傷コメントをいただいた皆様へ、皆様の特定はある程度可能です。

まず、過去に日本山岳耐久レースにエントリーしたことがある方々、また他のレース(奥武蔵や、北丹沢、富士登山競走など)にエントリーしたことのある方でしたら、それらの参加者名簿を手に入れてネット愛好家、20代~40代までの男性、タイムはとりあえず15時間以内といった条件で絞ってゆきます。するとかなり絞り込めます。

さらに、アートスポーツや、さかいや、などの顧客名簿も照らし合わせて、2chでの、活躍ぶり(2chに残された文章の言葉使い、方言やなまり等を分析)から、照合してゆくと、私のところのコメント欄での文章使いと、一致点を浮かび上がらせることが出来ます。


また、念のため都岳連の日本山岳耐久レースのスタッフの名簿も手に入れます。
そして、今回の場合、第三チェックポイント~日の出山あたりを当番した山岳会ないしグループを割り出します。
そうそう、第三スラブ何とかとか書いてあったから、そういったところに行った男性の線でも割り出せますね。(ついでに、私を連れて行ってくれるそうですので、喜んでお供しますよ。)


ボランティアスタッフは常連さんが多いとのことですので、犯人がスタッフの中におれば特定は容易ですね(笑い)。

特定できたら、公式ルートでの応報(刑事告発)でも、そうでないルートでの応報(私的報復)も、考えています。


その前に、もし、貴方がトレイルランナーでしたら、今後 奥多摩に入ることはやめたほうがいいですね。もちろん私の地元の秋川の山々に入ることはもってのほか、生命の安全を保証いたしかねます(笑い)。

そして、もし貴方が、ハセツネのスタッフでしたら、来年度以降は、スタッフから降りなさい。来年もし私が走らなかったら、やはり、今年のように長尾平に応援に行くと思いますが、そのときに出くわしたら、ただではすみませんよ。



ここに中傷コメントをなさった方は、ちょっとワル(悪)ぶってなさったと思うのですが、もし私が、貴方がた以上のワルでしたら・・どうなさいます・・?たとえば、最近流行り(?)の「アルカイダ」とまではいかず、指定暴力団の構成員だとか・・。あるいは友人の友人がそういう方だったら・・。


崇高な高みを目指す人間というものは、目指す目標も高いけれど、その分、陰の部分も多く・・なまじのワルよりも悪くなることが出来るのです。


私は、北丹沢やハセツネの会場に行きましたが、あまり、たいしたガタイのいいお兄ちゃんはいなかったですね。だいたいひょろ長く、ランナー体型の方ばかり。そんな人は、所詮私の敵ではないです(笑い)。

あと、私のところに書き込んだ第三スラブのクライマーのお兄ちゃんも、確かに困難な壁は登れるのでしょうが、所詮、それだけの人間(匿名で中傷コメントをすることが関の山の人間)でしょう・・。

日の出山でお会いできるのでしたら、よろこんで料理させていただきますよ。


これからも、皆さんの中傷コメントを喜んでお待ちしますよ。

皆さんが中傷コメントをなされるのは自由ですが、その代わり、山を走れない身体になるかもしれないし、二度と岩に登れない身体になるかもしれないから、失う代償が大きいかもしれませんね。

また、愛するご家族をお持ちの方でしたら、そういうことはなされないことが賢明です。
最近は通り魔事件も多いことですからね。

ようするに、いつかも書いたように 触らぬ神に祟りなし・・ということです。


管理人  Minerva

# by segl | 2007-10-30 21:52 | Ⅵ あとがき | Comments(0) 

Waiting for the summer rain




Can you picture what will be

So limitless and free


Desp`rately in need of some stranger`s hand

In a desp`rate land



Lost in a Roman wilderness of pain

And all the children are insane


All the children are insane



Waiting for the summer rain




There`s danger on the edge of town

Ride the king`s highway baby

Weird scenes inside the gold mine

Ride the king`s highway west, baby


Ride the snake, ride the snake to the lake

The ancient lake baby



The snake is long, seven miles

Ride the snake


He`s old and his skin is cold



The West is the best

The West is the best



Get here and we`ll do the best



The blue bus is calling us


The blue bus is calling us


Driver, where`re you taking us?






from DOORS

# by segl | 2007-10-30 17:46 | Ⅵ あとがき | Comments(0) 

強権発動 ( 30日21時56分解除 )




迷惑なコメントが多いので強権を発動し 画像掲示板及び、コメントの受付を一時休止します。

目下、日本山岳耐久レース関連そのほかの記事の非公開化(ハセツネ情報の秘匿化)を検討中。

非公開化は中止に決定。

10月30日 管理人 Minerva
BBS 牛王院平にて・・。


経過

29日
13時54分 強権発動 画像掲示板 コメント いずれも休止
17時15分 画像掲示板 再開
21時14分 ログインユーザーのみコメント許可に設定変更
22時10分 夜間は、画像掲示板、コメントともに非公開&不許可措置に移行する
30日
21時54分 完全復旧

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ハセツネ二人目の死者?

これは今日、日の出町に住んでいる人から聞いてきた話ですが、日の出町在住の方(性別は不明、年齢も不明)が、先の日本山岳耐久レースで倒れて(レース前に会場で倒れたのか、レース中に倒れたのかも不明)、 その方が、残念にもお亡くなりになって、今日葬儀だったそうだ。

トレイルランニングは身体への負荷が凄く高いから、レース中の死亡事故のほかにも、競技者の様々な形での、死亡事故が表に出ない形で現在進行しているのであろうと思う。

大会関係者に言わせれば、大会中に死んだのではないから、本大会とは関係ないと言い逃れが出来そうではあるが、ハセツネに関連した死亡事故ということが出来るであろう。

以上あくまでも、伝聞であるが、一応記載しておきます。

ハセツネの改善するべき問題点

問題点① 自然破壊、登山道へのダメージ

2000人もの選手が、一度に歩いては、登山道へのダメージが計り知れない。
またルート周囲の自然へのダメージも考えられるので、開催は、隔年開催が望ましい。


問題点② スタッフの資質、救助体制の問題。

今回のような緊急事態が発生したときに、スタッフが迅速に対応できるように危機管理マニュアルを作成し、訓練するべき。


問題点③ 汚物処理の問題。

埋め戻し式のトイレはアンモニアそのほかで自然破壊が懸念される。土中に汚物を残さずに里に汚物を降ろし、処理できるような仮設トイレを設置するべき。

自然環境保護、公衆衛生のマナーの模範たるべくレース中にきちんとしたトイレ以外の場所で、大小便をした選手は失格とするべき。


以上の問題点を解決するために、参加費を20000円~30000円に値上げして、値上げした分を、スタッフの増加と待遇改善、登山道の整備、仮設トイレの増設、など選手のサポート体制の充実と、自然保護にあてるべき。




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紅葉の写真は、昨日撮影、場所は藤尾山(天狗棚山)


# by segl | 2007-10-29 13:54 | Ⅸ 日本山岳耐久レース | Comments(0) 

ハセツネの思い出 東京アルコウ会の山の大先輩


下の記事の「苦言」の部分に対して、匿名さん(たぶん都岳連スタッフでしょう)からコメントをいただきました(コメントはすでに処分済み)。それに関連して、この記事を書いておこうと思います。

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10年近く前に、ハセツネの日に日の出山に、例の如く歩荷トレで登ると、スタッフが7~8人いて、頂上について休んでいる私に独りの男性が近づいて声を掛けてきた。

いろんな山の話を伺った。聞けば、この方は当時60歳で、私が尊敬する小西政継さん(昭和14年生まれ)よりもすこし年上で、若い頃はバリバリのクライマーだったそうだ。
所属は、東京アルコウ会、そして当時でも、会社が終わった金曜日の夜から日曜日にかけて夜行登山を毎週の如く繰り返しているとのこと。一回の山行に 三つの山に登るのがお約束とのこと・・。

私は、尊敬する小西さんよりもすこし年上のクライマー(いわば日本のアルピニズムの生き証人)のお話を背筋を伸ばして礼を尽くして聞き入ったものである。

昔の ハセツネのスタッフには、そんな思わず尊敬してしまうキャリアを持った登山家の方がいたように思う。


小西政継さんの「ロッククライミングの本」という本には、登山の基本は体力であり、30キロから40キロのキスリングを背負って平気で尾根を登れる体力を養うことがまず第一歩であると書かれている。
私は、それに従って、山を軽装で走ることよりも、重荷で鍛えることをメインのトレーニングにおいてこれまで、やってきた。
だから、人の身体を見れば、その人がどんな風な鍛え方をしているのかはすぐわかる。30キロ、40キロ背負える身体か、そうでないかは ちょっと見ればすぐわかる。

今回の応援登山で出会った、都岳連のスタッフには、あいにく、30キロ、40キロ背負えるようながっしりした身体を持った人はいなかった。ひと言で言うならば、基礎体力不足。


30キロ、40キロの荷物を背負えないのでは、人が落ちたときに、それを担いで登るということも出来ないわけであり、要するにイザという時に、救助活動を行えないということを意味します。


私は、そういうことを素直に感じたので、下の記事では感じるままに、書きました。いかにも腕っ節が強く、イザという時に頼りになるような男性スタッフ(私と相撲をやっても互角になるようなスタッフ)には、残念ながらルート上で出会いませんでした。

実際に、出会ったのは、私よりも、ずっと年が若い女性スタッフや、細身の男性スタッフなど、あれではイザという時に、人を担いでの力仕事は無理なようです。(山を走る分には速いのかもしれないけれど・・)

・・すくなくとも、昔私が出会った東京アルコウ会の古参の方のような、思わず頭が下がってしまうような尊敬できるスタッフには出会えなくなってしまったようです。


また、去年は日の出山の山頂に、消防署の人が直立して選手を見守り、声を掛けておられたが、今年は姿が見えませんでした。

さらに・・私がいただいたメールによりますと・・。

:::::::::::


御前山の事故の関して、2、3思う事があります。

私がハセツネに初挑戦した3年前、雨の大会でした。
その時は、コース上、いたるところにボランティアスタッフが居て
ビックリしたのを覚えています。
思い出せる場所は少ないですが、入山峠を過ぎても10カ所位、
ちょっとしたピークの上でもいました。
御前山、大岳山、コース上にそれぞれ多数のスタッフが居ました。
また日の出山からゴールまでも、テントを設営して激励していました。
ところが昨年、今年、やっぱり数が少ないんです。
昨年は、ここにスタッフ居たよな~今年は居ないんだ~と思う事が
たくさんありました。
今年も同様です。
スタッフの皆さんもボランティアで大変でしょうけど
3年前は数キロ毎に居たんですから出来ない事ではないですよね。
あとは案内表示が少なかったです。減らしたんでしょうか。
赤色の点滅灯も少なかったです。
夜間がメインになるのですから減らすのは良くないですよね。


::::::::::

というメールをいただいております。

今年は、もしかしてボランティアの数が少なかったのでは?

点滅灯の数が少ないというのも私自身 気になりました。

とすると、先の滑落事故も 人災 の要因が高いと思われます。


自然の中のレースだから危険はつきものであるという理由のもとに、
「人災(スタッフの人数減と 実力不足、危機管理の経験不足)」の面を、安易に等閑視してはならないものと考えます。


「ここは危険だから注意してね!」と呼びかけるスタッフが現場に独りでもいれば、今回の事故は、発生しなかったであろうし、発生しても死亡事故になるほど痛ましいことにはならなかったように考えます。


ちなみに、ルート後半でそんなスタッフが必要と思われるポイントは、

①今回の事故発生現場付近
②大岳鎖場付近
③大岳を下っての岩場付近

のわずか三箇所です。つまり、3人(交代要員を含めると6人)が張り付いておれば、ルート後半の安全性は倍化します。


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さて、今回の事故についてはもう書かない!中立!!と決めていたのですが、私が苦しみながら書いた下の記事の「苦言」に対して、私の気持ちを理解しないで単純に書かれた中傷コメントに接し、それを読み解くうちに、書き手が誰だか(どんな立場の人であるか)判り・・そのことから、今回の滑落事故について「人災」を直感せざるを得ませんでした。


ハセツネが終わったので、新しい記事はしばらくお休みにしようと思っておりましたが、今回の匿名さんのコメントに接して、やむなく新しい記事を書かざるを得ませんでした。

本当は、しばらく静養したいところなのですが・・・。

あまり、刺激的なコメントは書いてほしくないですね、触らぬ神に祟りなし。


われわれは、軍隊であるのだから、天使にも、地獄の悪魔にもなれるよ!と映画のワンシーンで軍人が語っていましたが、それと同じです。

ハセツネを批判する立場に立つ事だって、擁護する立場に立つ事だってできます。ただ、わたしは 自体の推移を見守っているだけです。

そして、今回の匿名さんのような中傷コメントに対しては、断固たる措置をとります。



管理人 峰
Hasetsune BBS

# by segl | 2007-10-29 05:25 | Ⅸ 日本山岳耐久レース | Comments(0) 

日本山岳耐久レースがこれからも開催されるように・・。(補充版)


今年のハセツネでは、あの鏑木選手が日の出山の下りをどんな風に下るのか?この眼で見たい一心で、下りに陣取っていました。
鏑木選手は、途中リタイアされたのでその勇姿を見ることはかないませんでしたが、代わりに、トップ~20位ぐらいの選手の走りっぷりを、間近に目撃し、いろいろ勉強することができました。 間瀬ちがやさんともすれ違いましたよ(笑い)。

近い将来、私もサブ10を狙えるようになりましたら(謎?)、私よりもひとつ年が上のこの方と、レースで張り合いたいものです(いやいやレディ・ファーストですので、やはり先行していただきましょう・・苦笑い)。

今年のハセツネの分析は、今データ分析をミカンさんが暇を見て行っていますので、それがあがってからボチボチとなります。

しばらくは、静養、ハセツネルートから離れ、ここの記事の更新もゆっくりとなります。


管理人  峰(10月27日追記)

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総合2位の 2223 奥宮 俊祐  選手 ゴールタイムは8:11:41 大宮自衛隊所属 日の出山は トップで通過しました。


優勝の 3278 相馬 剛 選手 ゴールタイムは8:03:38   日の出山は2位で通過

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みんなの憧れであり、越えるべき目標でもある 鏑木さん(赤シャツ)と 間瀬さん(白い帽子)












































石川弘樹選手、鏑木選手、横山選手、間瀬ちがや選手、桜井教美選手、船橋緑選手などなど、現在のトレイルランニングブームの立役者である、さまざまな有名選手は、日本山岳耐久レースをいわば踏み台にして、大きく跳躍していったものと思います。

また、次代を荷う若手の鍛錬の場としての、意味もありましょう。

有名選手に限らず、このレースは、高校生から、20代の若手、30代、40代の若い男女、カップルから、50代のご夫婦、60代のベテランまで、いろんな人が参加して、その楽しみを共有できる貴重な場でもあります。

役員&ボランティアの地道な努力の継続で続いてきたこのレースが陽の目を見はじめたのは、つい最近のことです。

今回の事故で、あれこれ運営側が叩かれておりますが、このときとばかりに大会批判を繰り返しては、私たちの大切な、この大会が消えてしまうかもしれません・・。


今回の事故をきっかけに、大会側、参加する選手の側双方、それぞれに反省するべき点は反省し、安全管理の意識や、スポーツマン・シップの意識を高めて、大会の困難性のレベルを保ったまま末永く運営されるような方向に持ってゆきたいものであると考えます。


そういった見地から、ここ「甲武相山の旅」では運営側の自浄能力に期待し、静観することにしております。


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奥多摩の一般ルートから、滑落してもそう簡単には死なないものです。私は、昔、大岳のあの鎖場から、登山にいらした老夫婦の1人が滑落した直後に遭遇しましたが、骨折こそすれども、生命に別状はなかったようです(登山道まで搬出後、山荘からヘリで救出)。 それを踏まえると、今回の事故は本当に運が悪かった(選手の方にとっても、大会側にとっても)ものと考えます。

私は、今回レースの応援をしまして、夜の8時ごろから日の出山→御岳山→第三チェックポイント→大岳山(深夜0時40分ぐらい)→第三チェックポイント(午前3時)→日の出山(朝の6時)と歩きましたが、選手の皆さんは黙々と走り、歩いておられます。すこしは選手相互でコミュニケーションをとった方がいいのではないかなと感じました。

危険な場所では、相互に呼びかけあって、危険意識を高めたり、見ず知らずの人であっても、安全に通過したかどうかを見極めてから、また走り始める・・などなど。

全てをスタッフ任せにするのではなく、「足りないところは自分達で補って」無事故で大会を成功させよう、という意識を選手の方一人一人が持つことが大切だと思います。街中のレースでしたら、他人のことは放り出して、自分のタイムを追求することも許されましょうが、山では、選手相互の協調性が大切になります。

今回の現場では、前後の選手の協力のもと迅速な救助活動が行われたものと考えております。レース中であるにもかかわらず救助活動に携わった選手の方は、心より賞賛し、尊敬させていただきます。


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(閑話休題)


奥秩父 牛王院平にて(24日撮影)

しばらくは、ハセツネルートを離れて、いつもながらの歩荷トレと、岩トレ、そして静かな山に戻ります。

週末の清掃登山は雨の予報ですね・・。

今年の紅葉は、1週間から10日ばかり遅れているようです。皆様、山を走ってばかりいないで、たまには(?)、デジカメ片手に深山に分け入るというのも面白いですよ。

今頃は、雲取山あたりが紅葉の見ごろかな?雲取山には、あまり、広葉樹は少ないんですが・・。


管理人 峰

Hasetsune BBS

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(追補) 文章の流れが飛ぶのですが、ここでいきなり苦言です・・本当は書きたくはないんですが・・独りで思い返してイライラするのも嫌なんで、書かせていただきます。


苦言その①
遭難が発生しているにもかかわらず長尾平チェックポイントでは、コタツのようなものに入りスタッフが雑談していた(話題は、奥武蔵や、北丹沢のトレランの話だった。)。スタッフではない女性の方もいるようでした(ネットでは有名な方のようだ、名前はあげないけれどね・・。)。
何でも、楽天ブログを読むとスタッフの手伝いをしたようで、ご馳走(鍋料理)にありついていたようだ。

いかにも楽しそうに書いているが、同じところで、つまらない思いをした人もいることを分ってもらうために書きます。

私は大岳から帰るときに、ランナーが落としたゴミを拾いながら、長尾平に戻った(ゴミは片手一杯になった)、そこでスタッフにゴミを拾ってきた旨告げると 嫌な顔をして、そこら辺においておいて下さいといわれた。(私はランナーがゴミを落とすことに対して、苦情を言いたいために、ゴミを拾ってスタッフに見せたのです。

私は小一時間ほど野外テント脇の大きな木の根っこに座って、知り合いの到着を待っていましたが(もちろんかなり冷えるところである)、スタッフからは無視されていたようだ。
この連中、あまり山ヤっぽくない、体型的にはランナーであろう・・いずれにしても差別的な対応を見せる連中でありいいスタッフではなかった(はっきり書かせていただきます)。

赤い上下のウィンドブレーカーを着て無線を持っているお兄ちゃんがこちらをジロジロと見ていたが、私に話しかけてこようとはしなかった。スタッフならすこしはへりくだって話かけてきたらどうよ(爆)。

そうこうするうちに、51さんがあらわれて、一緒に日の出山に行くことになったんだけれども、長尾平にいい印象は持っていない。


苦言その②
また、時どきランナーなんて所詮自分たちのことしか考えていない、なんて疑問が心をよぎる。

善意からではなく、原始人ランナーさんや、そのほかの人から頼まれてやっているにしても俺は何で、こんな人のためにわざわざ体育館の場所取りなんかしてやったんだろう、って言う印象を持たざるを得ないメンバーもなかには幾人かいる。
名前はあげないけれど・・そういう連中は、レースが終わってもお礼のメールひとつよこさないし、当然お礼のコメントもよこさない。あたりまえだぁ、ぐらいに考えているのではないかな??

そのくせ、有名な選手や入賞した選手のブログ(特に上の鍋料理にありついた人のブログ)には書き込んでいるところを見ると、コメントを書き込む時間がないわけではないらしい・・私は登山家であり、ランナーではないから、軽く扱われて、無視されているのかな???(たぶんそうだろう、・・だとすれば、思いっきり腹を立ててあげようか!!)

いずれにしても礼節をわきまえない連中だ!(名指ししてあげてもいいが、名指しはしない。)


ちなみに、いろんなブログをみると、皆さん当日に打ち上げをやっているようでしたが、私はどなたの打ち上げにも呼ばれず(打ち上げをやりますのでいらしてくださいとのメールも一通も来なかった!!)に、1人自宅でビールを飲んだのは、三日後の水曜日になってからです。

木曜あたりにkurisukeさんや24さんから、慰労会を開こう!とお誘いを受けたのは正直言ってとても嬉しい(行ける行けないは別として・・。)。


思い返すとイライラしてきますので これからは・・あまり、自分が「哀れ」になることはしないように、決意を新たにしています。


以上、苦言でした。あまり書きたくはないのですが、最近の人は、私よりも年上の人も含めて、キチンと不快な感情を伝えないと 相手に不快感を与えていることに気がつかない方もおられますので、敢て書かせていただきました。

いまからお礼のメールやコメントをよこせ!とは言わないけれど、体育館の場所取りをした人間のこともすこしは、気遣ってもいいのではないかな?自分達の仲間(走友、ブログ仲間)だけのことしか考えていないよね キミたちは!!(ここで、キミというのは、レース後、私にメールやコメントを一切 送ってこない連中のことを指します。)


だから私は すこし腹が立っていたので 表彰式などには 行きませんでしたよ。

私は温厚な人間ですが、時と場合に応じては、怒りの感情をあらわにすることを厭いません。

去年の本番などは、日の出山の日の出を撮ろうと林道をあがって行くと都岳連スタッフの車が、二台車を停められるところにデンと横に一台停めてあり、私の車が停められない・・。

かろうじて車を停めて、頂上に登り、結構な大声で 日の出山にいるスタッフに苦情を伝えました。
その甲斐あってか、今年は、キチンと一台分スペースを空けて停めてありました。

・・が、私が怒鳴らないとそうしてくれないのは、困ります。
私だって、怒鳴りたくはないのです。



ついでに、今回の夜間登山&日の出山で都岳連のスタッフをざっと見た感想・・

あまり大した山に登っていそうもない華奢な体をしている人がほとんどで、とても歩荷トレで、30キロ~40キロ背負って鍛えた体ではない。あれでは何か事故があっても、使い物にはなるまい。

この連中は、偉そうに都岳連のピンクのジャンパーを着ているが、口数が少なく、私に話しかけてこようなんて人はいなかった・・山をやっている人間なら、見ず知らずの人と話しをするのに慣れているだろうにね。

しょうがないから、年配のリーダー格の男性をつかまえて、こちらから愛想よく話しかけてやった(爆)。


・・・・以上「苦言」でした。

# by segl | 2007-10-26 04:45 | Ⅸ 日本山岳耐久レース | Comments(5) 

多摩川水源の紅葉 


ハセツネも無事に終わったことだし、レポートはまだ上げていませんが(追記 最近体調が悪いので、しばらく静養が必要です。レポートも上げるかどうか思案中・・別にレポートを上げなくてもいいのではないかな?とも考えます。)、何はともあれひと段落ということで、週末の清掃登山を待ってはいられません・・早速、好天を狙って、一之瀬に行ってきました。以下、昨日の収穫(写真)です。

ルート 中川橋→御殿沢→上部水源巡視道→山の神土→牛王院平→三ノ瀬
デジカメのみ持って、気ままな沢の遡行(行程は4時間ほど)














分岐  道標


牛王院平にて 山は西御殿岩




七つ石尾根にて

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一昨年に遡行して以来、今年も行き損ねた大常木谷、でもまだチャンスをうかがっております。
沢登りの時期が、微妙にハセツネの試走の時期に重なっており、困ります(笑い)。
来年は、試走は放り出しても、ここに行きます!!

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去年はハセツネルートを写真を撮りながら2周回して、体脂肪は20パーセントに落ち、今年はハセツネルートを合計3周回して、体脂肪は17パーセントに落ちました。

人様のために始めた私のハセツネ研究もいつしか自分のために・・サブ10を狙えるほど走力がついたら、ハセツネに出ようと思っております。

もっとも、30代後半にさんざ苦しんだ膝の故障や、捻挫などの古傷が再発しないか?いい気になって走りこんで、また痛くして・・苦しむのは自分なんだぞ!という戒めの声がいつも聞こえています。

さてさてどうなることやら・・。


管理人 峰

Hasetsune BBS


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10月25日 事故についての若干の追加 

今回、現場に居合わせた選手の方から非公開にてコメントを頂きまして、その情報から判断して現場ではほぼできることはなされたものと考えます。

現場のスタッフ、選手の皆さんの連携、警察、消防の迅速な対処に最大の賛辞をおくらせていただこうと思います。

オフィシャルでは、何やかやと議論がなされておりますが、ここ甲武相山の旅では、救助に関してはベストは尽くされたものと判断しております。

あとは、事前の回避策や、選手の心構えの問題となるのでしょうが、運営側の改善や、参加する選手各自の自覚に任せることとし、ここではもう踏み込みません。

非公開にて貴重な現場の情報を提供していただけた選手の方に 深く感謝させていただきます。 ありがとうございました。

管理人 峰


# by segl | 2007-10-24 18:32 | Ⅰ 奥秩父の山々 | Comments(12) 

やりたい登山、自分を生かす山々


21日の日の出

クロモ岩上にて

公式ページの掲示板が再開し何やかやと議論されていますが、下の記事二つに書くべきことはもう書きましたので・・ここでは傍観することに致しましょう・・。


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聞くところによると、長谷川恒男さんは、ガイドとしてお客さんを伴って山を案内したあとは、必ず自分の山登りをしたそうだ。ガイドで、人を連れてゆく山は、自分の山ではなく、満足できないということなのであろう。


さて、このブログのハセツネ関連記事は、私の故郷の山々を安全に速く駆け巡っていただきたいといった善意(サービス心)から始まっております。

山に対する私の姿勢は、相当に厳しく ひと言で言うならば「命を賭ける」ということです、挑戦無き者は去れ!というロゴも、そういった意味に受け取っていただきたいと思います。

挑戦というと、ハセツネへの挑戦と安易に結びつける人が多いと思いますが、生憎 ハセツネでは生命の危険を感じませんので、私は、今ひとつモチベーションを抱けません。

私がやりたい登山、やろうとして身体を鍛えてきた登山は、極めて一般向きではなく、生命の危険にあふれるものです。残念ながら私は、そういった危険な登山でしか、本気(マジ)になることができません。

今年は事故が起こってしまいましたが、ハセツネは、安全に「冒険」を味わうに、相応しい催し物であると思っています。
ですので、来年度以降も是非開催してほしいものです。


記事が遅れていますが、今は、お世話になった方々へあれこれメールさせていただいております・・。

そうそう、今回日の出山でI川さんという方(青梅千ヶ瀬)とあれこれお話しする機会を得ました。オリエンテーリングをなさり、4月の高水のトレイルレースの役員だとか・・大西さんという方の下で、高水山のレースの準備をあれこれなさっていると、苦労話を伺うことができました。

私は、こういった(いわば)裏方の人と、出会う機会が多いようです。(本当は、鏑木さんとか、間瀬さんとか、「表舞台の方」に出くわしたいのですが・・苦笑い)



写真は大常木谷にて、写っている人物は今回50代にしてハセツネに初挑戦&無事に完走した火星人さんことshimadaさん。


管理人 峰

Hasetsune BBS



# by segl | 2007-10-24 04:11 | Ⅸ 日本山岳耐久レース | Comments(2) 

ファイナルパーティ批判、事故報告雑感(追補版)


いただいているメールやコメントへのお返事がまだですが、今回の事件を受けての記事を先行させていただこうと思います。申し訳ございません・・。

下の記事では、多少大会サイドに立った内容の文書を書きましたが、この記事はちょっとだけ大会批判をさせていただきます・・。

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ファイナル・パーティ(あるいはファイナリスト・パーティ)というのは、男性でサブ13ぐらい、女性ではサブ16ぐらいで完走した方を都内にある会場に招待して(会費は3000円ぐらい)、東京都山岳連盟スタッフや有名選手とともども、歓談し交流を深めようという趣旨のパーティである。

私は、こういうのが好きではない。これは、「速く走りきれた人=そうでない人よりも価値がある」という価値観の図式に裏づけされているからだ。

仮に、そうでなくっても大会運営側が、こういった価値観を持っていると第三者に感じさせるようなパーティである。


でも、ハセツネに参加する人は、みんな鏑木さんに憧れているわけであり、間瀬ちがやさんや、石川弘樹さん 櫻井教美さん 横山さん などなど そういった有名な方々と間近に接して、できれば一言、二言お話したいと思うのが人情であろう。


ファイナルパーティには、ハセツネに参加した人みんなが出たいはずである。だから、本来は、完走できた人にはもちろん、完走できなかった人にだって招待状を出すべきパーティであろうと思う。

実を言えば、私がここ「甲武相山の旅」にてあれこれサブ12狙いの方法論を書いてきたのも、ファイナル・パーティに行きたいのなら、ちょっと頑張れば行けるように、アドバイスあれこれあとおししてあげましょう!という気持ちからである。


今回、事故を受けて、このパーティは中止になったとの事、私は別にやりたいのならやればいいと思うが、何かが起こるとすぐ自粛するのが流行っているから、それはそれで已むを得まい。


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大会側の事故報告です・・。

■第15回日本山岳耐久レース事故報告

〇事故の概要
 平成19年10月20日(土)午後11時20分頃、小河内峠と御前山の間にある惣岳山の手前、スタート地点から45kmの尾根上から、男性選手(東京都在住の40歳)が奥多摩側へ転落。180m下で止った。21日早朝、消防庁・警視庁の山岳救助隊および都岳連救助隊により救助活動が行われ、消防のヘリコプターで病院に運ばれ、死亡が確認された。

〇事故現場の状況
 小河内峠から御前山に至る一般の登山道であり、鎖やロープなどは設置されていない。惣岳山頂に向かう小さな起伏のある登山道の、突起を越え下りかかった地点で転落したと思われる。尾根の左側(奥多摩側)は急な斜面、右側は比較的なだらかな斜面の樹林帯である。

〇発見と通報
 転落した選手のすぐ後ろの選手2名が目撃(一人は渋谷消防署員)。ヘッドランプの灯りを斜面下方に確認したとのこと。三番目に現場へ来た選手を待ち、その携帯電話で119番通報。(10/20 23時27分)その後大会本部へは秋川消防署より電話連絡があり、ほぼ同時に三番目の選手より携帯での通報もあった。

〇救助活動
 本部の指示で都岳連救助隊が現場へ向かう。翌朝、消防庁・警視庁の山岳救助隊が出動し、事故者を30m上の道(現在使われていない)まで引き上げる。大会本部より神尾医師も同行し、心肺蘇生術を施し、ヘリコプターでの救助を要請する。6時07分ヘリにて青梅総合病院へ搬送。7時ころ病院にて死亡が確認される。

〇大会の救助体制
① 地元の警察書、消防署へ事前に協力要請。
② 本部医療室に医師3名、看護士2名が待機し、いつでも現場へ出動できる態勢。
③ 月夜見峠の第二関門へ、看護士2名を配置。
④ 都岳連救助隊員14 名をコース上の各地点に配置。無線機を携帯し、本部からの無線指示で救助に当たる体制。
⑤ AED8台を配備。3ヵ所の関門(浅間峠・月夜見峠・長尾平)に置き、*スィーパーが持参。
*スィーパーとは、最後尾を選手の安全を確認しながら歩く者。


雑感

10月25日追加 

この記事を書いたあとに、今回、現場に居合わせた選手の方から非公開にてコメントを頂きまして、現場ではほぼできることはなされたものと考えます。

現場のスタッフ、選手の皆さんの連携、警察、消防の迅速な対処に最大の賛辞をおくらせていただこうと思います。

オフィシャルでは、何やかやと議論がなされておりますが、ここ甲武相山の旅では、救助に関してはベストは尽くされたものと判断しております。

あとは、事前の回避策や、選手の心構えの問題となるのでしょうが、ここではもう踏み込みません。


たとえ夜間であっても、最近のライトは強力であるので滑落した人を探し出すのは不可能ではあるまい。夜間の捜索がなされたのか不明である。

現場は確かに急ではあるが、ノーザイルで下降することが困難な岩場であるとは思われない。
山岳救助隊よりも早く月夜見あたりのスタッフが現場を下降して、捜索、場所の特定、応急処置をしなかったのか?
そういう技術を持った人がいなかったのか?疑問に思う。

④ 都岳連救助隊員14 名をコース上の各地点に配置。無線機を携帯し、本部からの無線指示で救助に当たる体制。
と記載されているが、14名では少ないであろう・・。現場のスタッフ一人一人が、イザという時には現場に駆けつけて、救助・救援体制を組めるようでなければならないであろう。

私は、今回、つてを頼って、スイーパーをやりたい旨の希望を出していましたが、「スタッフは常連さんで足りている」ような理由で、その機会には恵まれなかった。
スイーパーをできなかったのは残念でしたが、代わりに、私の知り合いを応援するための夜間登山を行い、皆さんを現場で応援することができて、今はそれで満足です。

今回、初めての死者が出て第15回の記念大会であるにもかかわらず残念な結果になってしまいましたが、もちろん来年もハセツネは継続されるべきであると考えます。

反省すべきところは反省し、改善すべきところは改善し、第16回日本山岳耐久レースが来年も開かれることを希望しております。
(個人的な希望では、来年はピンクのノースリーブのチョッキを着用してスイーパーでもやりたいものです・・・今年はできませんでしたので・・苦笑い 大会役員の方で、やらせてあげよう!!という方 よろしくお願い致します!!  )

・・・というわけで、今回の事故に関しては、このくらいにしておきましょう。
以降は、いただいているメール&コメントへのお返事をさせていただき、レポート作成に移ろうと思います。


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現場付近の一番危険だと思われるポイント




管理人 峰

Hasetsune BBS



# by segl | 2007-10-23 05:44 | Ⅸ 日本山岳耐久レース | Comments(4) 

第15回日本山岳耐久レース 終了 (追補版)



20日~21日深夜 大岳山荘より撮影


スタッフ&選手の皆様 お疲れ様でした。

たくさんコメント&メールをいただいておりますが、今日は安堵感からの睡魔のために返信やお返事などは明日以降にさせていただこうと思います。


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20日は朝7時半から、小学校の体育館前にて待機、シート三枚を並べて皆さんの到着を待ちます。そして、スタートを見送り帰宅。

そして夜間に、応援山行を行い、20時ごろからトップ集団の通過を日の出山で待って、その後、大岳山まで往復しました。大岳山山頂(24時ごろ)では、北からの冷たい風が吹きつけ、山の情景はもう厳しい冬の山の趣でした。


われわれは困難を求めて、ここにやってきたのではなかったか?
ならば、未踏のあのルートを登ろう・・。

なんて、フランスの有名な登山家の言葉を思い出しながら、大岳山を後にしました・・。


その後、古巣の(?)日の出山に戻り、日の出(6時前後)を待ち・・・帰宅というパターンです。

いろいろなこと(出会いや発見、勉強になったこと、腹立たしく思ったことなど)がありましたので、順々に時間をかけて記事にしてゆきたいと思います。



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追記

今回、死亡事故が発生しました。公式ホームページ&公式ブログでこの件についていまだ書かれていないのは、情報開示の点で問題であります。(22日追記 オフィシャルに事故報告が記載されると 共に 今年はファイナリスト・パーティが中止になったようです。)


kojiken様の情報によると・・

転落事故


場所は、

上のルート絵図(これは私が去年作成したものです)で 左側は危険 痩せ尾根危険!と私が青字で書いたところのようです。


ルートイメージ写真(昨年撮影) 左の谷に転落した模様

ルートイメージ写真(昨年撮影) これは振り返っての写真


追記 事故が起こったポイントは、チョットでもバランスを崩すと、大変危険なところです。ですので、上の図では危険という言葉を二回も使い強調してあります。大会サイドが800円で頒布している地図には、危険箇所の表示・記載があるのでしょうか?

修正!whaleboneさまからご連絡をいただきました。以下いただいたコメントです。ご連絡いただきありがとうございます。

はじめまして。峰さまの赤文字の追記に関してですが、手元にある大会概要のコース概略図と公式マップを確認しましたところ、公式マップには今回事故の起きたポイント付近に赤文字で「やせ尾根、要注意」、また、大会概要のコース概略図には(やせ尾根注意)と記載されています。取り急ぎお知らせまで。

・・と、一応ガイドブックブックには表示があるようです。


今回の事故については、ここ甲武相山の旅では、距離を置いて、模様眺めとすることに致しましょう。あれこれ何やかやと議論するつもりは起こりません。議論を好むかたは、公式ページの掲示板あたりでなされればいいと思います。


こういう事故が発生すると、海ゆかば、の歌詞を口ずさんでしまいます。


海ゆかば、水漬く屍(かばね)

山行かば、草生す屍(かばね)

大君の辺にこそ死なめ

顧みはせじ


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今回の事故発生ポイントは、そこが危ない場所であることは前々から分りきっていたところです。
もし私が責任ある立場でしたら、ポイント周辺には、安全確保のために、要員を貼り付けて置きますが、本番ではどうだったのでしょうか・・。

また、夜間大岳山までの往復の時には、スタッフの方がルート上を確認して歩くこともなく・・そういったルート上を歩いて安全を確保するスタッフの方とは1人も出くわしませんでした。

長尾平(第三チェックポイント)のテント内でコタツのようなものに入り込み談笑しているスタッフは数人おりましたが・・(笑い)。


・・こんな感じで、安全管理の点を追及してゆくといくらでも叩けるわけです。事故が起こると大会サイドを批判する声が上がりますが、事故というものは、本人の自覚次第でありますので、個人的には大会運営側を批判するつもりは毛頭ありません。


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追記2


今回、会場に掲示されていた高橋香さん(今年5月のTTR-100のレース中 急性心筋梗塞により死亡 40歳 )の肖像画・・この方の事故のときはあまりのショックのために三回、ゴンジリ峠の現場へ登りました。
そして、今大会の一週間前には、寄寓にも高橋さんの走友であり、ハセツネのアドベンチャーグリーンでもあるT水さんと出会い、故人のお話をいろいろと伺う機会を得ました。

山で死んではならない、という記事も書きました。・・が今回は、2度目ですので、すこし厳しく書かせていただきます。

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私が尊敬する小西政継さんが隊長となって、チョゴリ(K2)登山隊を指揮したときに第一次の登頂隊が、登頂後、疲労のためビバーグとなり、基地に無線で温かい飲み物や毛布などの救助を求めてきた時に、「自力で登頂し安全圏まで下山できない登頂アタックは力不足であり完全な失敗である。」と言い放っております。

死者に鞭打つようですが、山は戦場と同じ、一歩そこに足を踏み入れると 地雷があるかもしれない 危険なところです (昔から何度も書いてきましたが・・) 。

トレイルランニングはその戦場に、軽装で踏み込むのですから・・戦士レベルの注意深さと、慎重性、などを大胆さと共に身につけていなければなりません・・。


そういった覚悟の上で、いろんな経験とそれを踏まえた現場での判断の末に、日本山岳耐久レースは完走できるものだと考えます。

私などは、奥秩父の人一人入らないマイナールートに奥深く分け入ることを好みますので、冬などは、半径10キロ以内に人がいない、なんていうこともザラです。
もちろん携帯も持っていません、何かがあっても、誰も頼りにできませんし、頼りにするつもりもありません・・。


山行かば、草生すかばね・・、山に入るということは、そういうことなのです。



登頂できるか出来ないかは、自分の力で考えて判断する。
登頂ができないというのならば、下山すべきであり、下山できそうにないのに登頂にこだわるのは無謀であり、愚かである。


ハセツネに置き換えるならば、無理をして死んでしまうよりも、途中リタイアして、次回を期するべきだ、となります。
そういう思慮分別をすること、できる事がハセツネチャレンジャーには求められております。



管理人 峰

Hasetsune BBS

# by segl | 2007-10-21 20:30 | Ⅸ 日本山岳耐久レース | Comments(16) 

START!


第15回日本山岳耐久レースは無事に2時間前にスタートしました。
中央の選手は鏑木選手

# by segl | 2007-10-20 15:02 | Ⅸ 日本山岳耐久レース | Comments(13) 

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