超党派の議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・島村宜伸元農相)は十八日午前、秋季例大祭に合わせ東京・九段北の靖国神社を参拝した。自民党の尾辻秀久参院議員会長ら衆参両院の六十七人が参加した。
このうち、内閣からは西川京子厚生労働副大臣、加藤勝信内閣府、秋元司防衛の両政務官と山谷えり子首相補佐官の計四人が参拝した。
安倍政権だった昨年の秋季例大祭には国会議員八十四人、内閣からは八人が参拝した。福田康夫首相が靖国神社参拝を見送る意向を表明していることもあってか、今年は減少した。
参拝後、島村氏は記者団に対し、福田首相が参拝に慎重な姿勢であることに関し「当然参拝すべきだ。この国の平和や安定は偶然築かれたものではなく、たくさんの犠牲の上に成り立っている。その方たちに祈りをささげるのは当然のことだ」と述べた。
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