アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
さよならティム
皆様から応援して頂いてたゴールデンレトリバー「ティム」がお星様になりました。
推定12歳と数ヶ月・・・。
k311.jpg

数ヶ月前に血液検査をした時には異常は全く見られませんでした。
ティムが亡くなる前日の夜まで、ティムは私達が食事をしてると頂戴頂戴と寄って来ていました。
いつもと変わりない時間を送っていました。

翌朝、食事に一番に反応するティムに元気がないので、おやつを差し伸べてみるが匂いを嗅ぐだけ・・・
絶対におかしいと思い、即病院へ走る。
先生に最善の処置をして頂きましたが、病院へ到着して4時間でティムはうっすらと笑みを残して眠るようにお空へ旅立って行きました。
あまりにもあっけなくさよならしてしまって私たちは呆然と立ち竦む事しか出来ませんでした。
滋賀シェルターや神戸レスキューの子達でバタバタした毎日をティムはじっと見守っていました。
通院することすら無くみんなに手間をかけずに・・・
もう少し看病させてほしかった・・・

広島ドックパークでティムと出会って丁度1年が経ったのでした。
お散歩が大好きでした。
ティムの宝物は太く編んだベージュのロープリードでした。
朝ごはんを完食するとすぐに吊っているリードを自分で取り散歩をせがんでいました。
どんな事があってもティムの散歩は1番です。
初めてのボランティアさんも安心してお散歩に連れて行って下さいました。
お散歩から戻るとティムはリード掛けから数本のリードを自分で運んでその上にご機嫌で眠っていました。

ティムは安らかに眠っています。
k338.jpg

ティムは先に行ったデールとライブにとお届け物を頼まれました。
黄色いガーベラをデールに・・・
オレンジのガーベラをライブに届けてねと・・・
しっかりと腕に抱いています。
デールとライブが迎えに来てくれるからティムは道に迷う事無く導かれて行くでしょう。
そして、百年天使と一緒にラッパを吹きながら皆に幸せをばら巻いていってくれる事と思っています。

先日、日誌にロム君の残していった寿命をティムにあげてね。とお願いした矢先の事でした。
何とも皮肉に感じました。
暫くお伝え出来なかった事を深くお詫び申し上げます。
8月の末から最愛の子達を相次いで亡くしてしまいました。
涙が涸れる事がない日が続きました。
私たちは3頭の子達を語る度に涙で悲しみを感じますが、代表はじっとこらえていました。
亡骸を送る時にだけ一人目を真っ赤にしていました。

悲しんでばかりはいられないのです。
助け出された子達が元気いっぱいになって旅立ちを待って入るのですから・・・

デール・ライブ・ティムの声が聞こえます。
「泣かないで・・・」
「楽しかったよ・・・」
「頑張って前に向かって進んで・・・」と。。。

皆で最後に行った滋賀シェルターで2007.9.23
k337.jpg

沢山の方から応援して頂きました。
老犬になって日々足にふらつきが出て、お散歩の距離も随分短くなりました。
数ヶ月前に里親様への譲渡は断念し団体の子として愛育しておりました。
皆から「ティム爺」と呼ばれ可愛がってもらっていました。
自分の嫌な事をされると歯を剥く抵抗をする事もありましたが、今では全てが良い思い出になっています。
本当に有難うございました。

PS:ボランティアの皆さん、そしてレスキュー時から僕を大切にしてくれたMさんと仲間達、そしてホストファミリーさん。
僕は楽しかったよ。
幸せだったよ。
狭い狭いバリケンで2年も閉じ込められていた悲しい時もあったけど最後は皆に出会えて沢山の笑顔をもらい、優しい暖かい手で撫でてもらった感触は忘れない・・・
本当に本当に有難う。
さようなら・・・
Byティム
第3回住民集会を終えて・・・
昨夜は弟3回目の住民集会でした。

ここの所、大阪―滋賀への移動や資料作成などで、代表はかなりお疲れ気味のようです。
以前ずばり一言にも書いていましたが頸椎損傷で難病指定を受けています。
30分程の会議の後はいつも2時間くらいは横になっている状態でしたが、犬の保護活動に没頭するようになって治った?と思うほど疲れが見えませんでした。
しかし、昨日は集会が始まる前から「首が痛い・・・」と訴え暫く横になっていました。
最近、神経を使う事が多く犬の移動問題で考える事が多かったからでしょう。。。

さて、集会の模様は「ずばり一言」に更新されておりますのでご覧下さいませ。

今までの集会とは確かに違ったムードでした。
お一人お一人の顔が穏やかに見えました。
笑い声があがる場面もありました。
本当に真剣に地域の方とお話が出来たと感じております。

警察に伺った時にもおっしゃっていましたが、全く地域と関係ない若者が噂をまき散らし地域の方を不安に陥れ煽っているとの事でした。
設立間もない当団体をこの地域の方は全くご存じありません。
私達の活動を知って頂く前に他者から悪い噂ばかりを植え付けられてしまうと当然、良いイメージで接する事は無理でしょう。

個人的にゆっくりお話が出来ると、きっと誤解は解ける事ばかりなのです。

ある方が、「訴訟をおこされている団体だから信用が出来ない」とおっしゃった事がありましたが、私達は詳しく説明をする時間は与えて頂いておりません。
被害者の会?の原告の方の返金要求の内容を全てお見せしてもいいのですが、個人情報保護法などからお見せできませんが、「広島にボランティアに参加した日数が22日で日当¥5000に換算し請求」「ボランティアに行った時、缶コーヒーを一箱持って行ったコーヒー代の請求」「年代物の石油ストーブを3台持って行ったからストーブ代の請求」「ワンちゃんのおしっこシーツを一箱の請求」等々。
これを見て普通なら唖然です。
ボランティアに労働対価を求める人が愛玩動物管理士会の役員でした。

また、もうひとつの訴訟は団体の犬を預けたにも関わらずもらったと言い、返還されなかった事件です。
これは相手先の当事者がTVで自身が「林さんから預かってるだけです。」と明言しているのです。
誰かに唆されて、返さないとなったのでしょうか???
この裁判も、もうすぐ結審です。

現在2件の裁判がありますが、両方とも近いうちに判決が出ます。
インターネットでの名前も顔も出さない卑怯な書き込みを信じ、心迷われた人もいらっしゃると思います。

遠方では無理ですが、私達の日々の活動を見て頂ければ全てが判る事なのです。
誹謗・中傷をまき散らすだけ撒き散らしてあとは、ほったらかしの人間がいます。
動物たちを本当に真剣に考えている人間には絶対に出来ない事です。

どんな酷い噂が流れようと妨害にあおうと私達は動物たちの信じきった瞳を見るとやめる事はできません!!
嫌な事から逃げる事は簡単な事です。
飼い犬だけになれば体もらくです。
昔のように飼い犬を色んな所に遊びに連れて行ってあげる事もできるのです。
言わば、私達やスタッフ・ボランティアさんの飼い犬が一番犠牲になっているかもしれません。
お留守番も多いです。
遊ぶのも夜だけです。

でも、言い聞かせます。
「あなたたちには私たちと言う家族がいるのよ。毎日抱っこもするし、ご飯だってちゃんと食べれるでしょ。家族が居なくて、ご飯ももらってなくて、暗闇に閉じ込められている子たちの為にも少しだけ辛抱してね」と語りかけます。
ワンコ達はとても利口です。
よく、理解してくれています。
我が家の飼い犬の1頭以外は全て保護犬です。
みんな、過酷な現場から救出されて沢山の手によって命を救われました。
きっと、「僕らは待ってるから助けてあげて・・・」と言っていると思います。

そして、この日誌を書いている時、代表が手に袋を持って入って来ました。
地元の人から「昨日は御苦労さんやったなぁ〜畑で出来たもんやけど食べて〜」とそっと車から渡して下さったのです。
k336.jpg

私は胸が一杯になって涙が出ました。
「ありがとう・・・」
少しでも私達を前向きに見て下さった方がおられたんだ。と感激し代表も言葉をつまらせて感動していました。

地元の皆様にはご迷惑をお掛けしないよう細心の注意を払って行きます。
どうか、活動をご自身の目でご覧になって頂きたいと思っております。
施設が稼働しましたら、是非訪問して頂きたいです。
ワンコ達はお客様をしっぽを振ってニコニコお出迎えしてくれると思います。

どうか宜しくお願い致します。
デザイン募集
滋賀シェルターに建てる慰霊碑のデザインを募集しております。
広島ドックパークから沢山のお骨を持ち帰りました。
誰からも看取られる事もなく、一人寂しくこの世を後にした数百匹のワンちゃんの無念さを思うと今でも胸が詰まる思いです。
大阪事務所に奉っていましたが、滋賀の環境の良い所に現在は奉っています。
現在に至るまで多くの子がお空に帰って行きました。
みんな、天使でした。
シッポのはえた小さな天使でした。

今回、ある有名な建築家の方の御厚意でしっぽのはえた天使のオブジェを制作して頂く事になりました。
デザインは是非、一般からの物がいいでしょうとのご意見で応募を開始しました。
アメリカの某有名テーマパークのオブジェを作成されたり日本でも歴史ある物に携わっておられます。
心ない方の妨害があるかも判りませんので現在はお名前を伏せさせて頂きます。
完成の際にオブジェに名前が刻まれます。

皆さまのデザインをお待ちしております。


さて、滋賀シェルターの片付けも着々と進み、ゲートのペンキ塗りを始めました。
将来、子どもたちにもどんどん施設を訪れて頂き、命の大切さを自分の目で感じ取って頂きたいと考えております。
処分施設・警察・飼い主放棄など人間の身勝手で飼い主が居なくなった子達が明るく元気に過ごしている姿を見て頂きたいと思います。
暗いイメージでは無く、明るいイメージでオレンジ・イエロー・ブルー・グリーン等の色を使ってペイントしています。(後日、画像にてアップさせて頂きます。)

いよいよ、明日は地域住民のかたとの話し合いです。
誠心誠意、私達の気持ちを伝えたいと思っております。

大阪では今か今かと元気になった子達が一日でも早く移動するのを心待ちにしております。
沢山の応援メッセージを頂いております。
感謝の気持ちでいっぱいでございます。
今後ともどうぞご支援・ご協力をお願い致します。
お願いです。
事務所滞在している神戸からのレスキューの子達です。

犬舎のお掃除の時間に短時間のフリー状態になります。
だいたい5頭ずつを出して遊ばせています。
k332.jpg

k333.jpg

k334.jpg

k335.jpg

元気一杯なのです。
お外で走りたくって仕方ないんです。
こんなに元気になって毛も生え揃ってレスキュー時の子とは全く別犬のようです。
疥癬も治っているのはお判りのはずです。

そして、元気に走れまわれる施設もあるのです。
事務所は本当に狭いです。
バリケンが積み重ねられ未だ、クーラーをガンガンに入れないと息でムンムンとする状態です。
滋賀の施設だったら広く使えます。
敷地内の長い犬舎で走り回れる事も出来ます。
太陽をいっぱい受け、涼しい秋の風を感じる事が出来るのです。
どうか、この子達をスムーズに入れてあげて下さい。
事務所内で短時間のフリーを遊びまわる姿を見ると本当に胸が痛みます。
人間に比べ、とても短い寿命です。
少しでも幸せな時間を過ごさせてあげたいと思います。
フリータイムが終われば、次の子の為に皆、スゴスゴと犬舎に入って行きます。
「もっともっと遊びたい・・・」
「どうして?」
声が聞こえます。

バリケンの中からじっと見つめる目に私達は考えさせられます。

どうか、地元住民の方、この子達を見て下さい。

k331.jpg

k330.jpg

k329.jpg

k328.jpg

k327.jpg

k326.jpg

k325.jpg

k324.jpg

そして、どうか自由を与えさせてあげて下さい。
心からお願いします。
ごめんね・・・
今回の騒動で里親希望者の方が、某掲示板等を見られ不安を感じ2件キャンセルになりました。
来週からトライアルが決まっていた子です。
やっと、普通の家庭でゆっくり眠れる日が来るのをわんこは待っていました。
私達はこの子たちに毎日話しかけていました。
「良かったねぇ。優しいお父さん・お母さんがもうすぐ迎えに来るよ」と・・・
k322.jpg

k321.jpg

k323.jpg

正直、お祭り騒ぎで誹謗・中傷を書きまくってる奴らが許せないと怒りが露にでましたが、スタッフ達は言いました。
「縁がなかったのよ・・・この子達を迎えて下さる本当の家族はまだ気づいてないけどいつか必ず迎えにくるよ。」と言ってくれました。
しわ寄せが確かに来ています。
私達は喋れるから何と言われても抗議はできますが、ワンコ達は私達に全てを頼り切っているのです。
この現実に本当に悔しくて胸が痛みます。
苦しみ耐え抜きやっと幸せを摘みかけた子たちが犠牲になっています。

真実は一つしかありません。
色んな誤解から生まれた噂もあるでしょう。
しかし、話せば必ず判って頂けるはずです。
ネットの書き込みではそれはそれは酷く中傷をされる方がいますが、全くのでたらめと誤解で当方への質問は全く無く噂に尾ひれがつき一人歩きしていってるような感じです。
「黙して語らず」と代表が以前に言いましたが、話さないと判らないと言う事もあり事実を訴えてきました。
そして、「人の口に戸は立てれない」ので私達は動物のために自分達が出来る事をコツコツと行動に表して結果を出し、それを見て頂ければいつか必ず誤解していた方も気づいてくれると信じておりました。

里親さんになって頂いた方から今回の件で応援・励ましのメールを沢山頂いています。
「迎えた子はとっても幸せにしています。私達も幸せを沢山もらっています。そして、これからももっともっとお互いが幸せになります。早く待っている子たちにも幸せが訪れる日を願っています。」
とある方からメールを頂きました。
涙があふれました。
ありがとうの気持ちと待っている子たちへの事を考えると悔しい思いで・・・

先月亡くした3頭のワンの笑顔の写真が私の横で静かに語りかけます。
「母ちゃん、頑張って!!負けないで!!」
「僕たちの仲間を助けて!!」と・・・
たった、一か月前・・・大きな悲しみで涙涙の日が続きました。
でも、生きている子達が横で待っています。
泣いている暇はありませんでした。
車に乗っている移動時間にふと、3頭を思い出す事があります。
涙が零れ落ち悲しみで胸が張り裂けそうになりますが、私達の活動は人間によってどん底に落とされた子たちにセカンドチャンスの場を探す活動なのです。
亡くなった子達の為にも頑張らなくてはなりません。

現在、当団体が保護している子は91頭です。(ホスト様・トライアル中も含め)
どんなに困難な事が起こっても、私達は1歩でも前に進むしかないのです。
足ふみ状態の時もあるでしょう。
しかし、光り輝く世界にこの子達を送るためには前進します!!


緊急:里親様・ホストファミリー様募集
滋賀シェルター稼働が遅れている事で待っている子たちが最終の段階に陥っています。
今回、緊急でお願いしておりますのは

老犬ですが元気なゴールデン・♂・8歳
柴Mix・♀・10歳です。

救える命です。
救わなければならない命です。
どうかご協力宜しくお願い致します。
Designed by aykm.