2007年02月12日 (月) | 編集 |
プリズン・ブレイク シーズンII DVDコレクターズBOX2(「明日に向って撃て!」DVD付)
プリズン･ブレイク シーズン2 DVDコレクターズBOX1
プリズン･ブレイク DVDコレクターズBOX
インディアナ州、Evansvilleに列車が到着。
サラが降りてくる。
ちょっと改稿。
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列車から降りてきたサラをマイケルとリンクが出迎える。マイケルとサラは再会できて胸がいっぱい。この様子をケラーマンは離れたところからじっと見ている。ここで彼の携帯に再び大統領から着信。電話に出ると「シカゴにスコフィールドたちを連れてきなさい。それであなたは私の所に戻ってくるのよ。心配しなくていいから」と言われるが、返事をせずに電話を切った。サラが鍵をとりだしてマイケルに見せるが、何処の鍵なのか判らない。どうしようかというところで、マイケルは「実は今、ある奴と行動を共にしてるんだ」と明かした。マイケルの視線の先を見たサラの顔から血の気が引いた。そこにいたのはケラーマン。
T-Bag。なんとも幸せそうな顔をしてベッドでホランダーと目覚めた。彼女は手首を縛られている。「子供たちのロープを解いて朝ゴハンを作ってやらなくちゃな」という。どうやら子供たちもベッドに拘束されているようだ。ナイフを手にしたT-BAGに、一瞬ホランダーは恐怖を覚えるが、彼は縛り付けているロープを切る。
T-Bagは「このハンドクリームを塗れば大丈夫だよ」と言うが、ホランダーにとってそんなことはどうでもいい。T-Bagはそのうち以前と同じようになれると信じているようだが、ホランダーは「無理よ･･･」と言う。T-Bagは意に介さない。彼女は「今日は来客の予定があるの。キャンセルはできないし、彼女が来て誰もいなかったら不審に思うわ」と言い、T-Bagのことを『テディ・ベア』と呼び「あなたは出て行った方がいい。あなたがトラブルを起こすのを見たくないわ」と言った。T-Bagはホランダーのこの言葉に満足げの様子。とびきりな笑顔で「心配しなくていいよ」と銃とナイフを手に持ち、子供たちを起こしにいった。
マイケル達。ケラーマンがサラに近づき「Hi！サラ。今の俺は味方だ」と声をかけたら、突如マイケルが怒ってクビを絞めだした。サラを拷問したってことを知り怒り心頭で、このまま殺すかの勢いで壁に押さえつける。リンクは黙ってみている。
ケラーマンは首を絞められ苦しい中でサラの鍵の情報を知っていると明かした。首から手を離すマイケル。それは何かと尋ねると、息を整えながらケラーマンはややにやけ顔でシガークラブの鍵なんだ言う。場所を尋ねると、シカゴだと言った。そう。大統領がいるシカゴだ。にやけてるケラーマンの顔が気になる・・・。
その頃、ヘイワイヤは殺人を犯した事を悔やんでいて、どうしようかと落ち着かない。FBIにも事件の資料が回ってきた。
マホーンのところにウィーラーがきて「スコフィールドよりも今はこっちです」とヘイワイヤの殺人事件を報告。マホーンはマイケルたちの事で頭がイッパイだから「捜査員を行かせろ」と気にも留めない。「解りました。本部に報告しときます」と、生意気な口に聞こえたのか、「お前は俺の言う事ことをきいてればいい」と怒ると「今後は本部を通すことになったんですよ」と言われた。むかついているマホーンにキムから電話。彼にも「ヘイワイヤはマイケルのセルメイトだったから何か手掛かりがありかもしれない。なのでヘイワイヤを追え」と言われそっちに行くしかなくなった。
マイケルたちは列車でシカゴに向うようだ。ケラーマンはマイケルを伴い、FBIのIDを駅員に見せ「殺人犯を護送中だ」といって全車両のうちのまるまる一両を貸し切る交渉し、それに成功する。その間にベンチで待つサラにリンクが「心配するな。あいつは用が済んだら捨てるから」と慰め、続けて「巻き込んでしまってすまない」と謝罪した。やがて車両の用意ができて、4人は列車に乗る。「シカゴまで5時間だ。ゆっくり休めばいい」というケラーマンの声が3人をイラつかせる。
フォックスリバー。マホーンがベリックに面会にきた。前回マホーンに要求した独房入りは認められなかったらしく、ベリックは機嫌が悪い。「独房入りよりもっと良い話を持ってきた」とマホーンは切り出した。「君にうってつけの仕事がある。やるか？」と交渉に入る。「私には大きなバックがある。彼らは君をここから解放し、過去もキレイにできる力を持ってる。書類は作成済みだから、あとはスタンプを押すだけだ」「俺に何をしろと？」「脱獄囚たちを捕まえてくれ。それだけだ。これは公式な記録には一切載ることはない。つまり、法の枠を超えて正義の裁きを与える者になれって事だ」という申し出を聞いたベリックは「それはいいアイディアだ」と笑う。
T-Bag。近所のオバサンが遊びにきていた。T-Bagは上機嫌で料理を振る舞い、会話を盛り上げる。ほんとに饒舌だ。オバサンはホランダーの新しいカレは面白くて良い人だと思っている。息子のザックが「新しい自転車、見に行こう」と客をガレージに連れていこうとしたが、T-Bagに阻まれた。「お客様に失礼だろう？」と言われ、銃をチラつかせた。ホランダーを見るザック。ホランダーは小さく首を横に振り、ザックは諦めざるを得なかった。
列車内のマイケル達。1つの車両に4名のみという贅沢な貸切。マイケルとサラは向かい合って座り、リンクとケラーマンは離れた座席にいる。4人とも黙っている。サラはケラーマンのことを考える。偽名を名乗って近づいてきた事や拷問された事などを思い出すと、彼女は何とも言えない気持ちに襲われる。リンクは眠っているようだ。マイケルに「お水を飲みたい」といって、マイケルをトイレに行かせた。そしてケラーマンに近づくと、彼は「個人的な恨みはなかったんだよ」と言う。「オーケイ」と答えるやいなや、彼の背後に回りヒモを手にして、それで彼の首を絞めた。もがくケラーマン。サラはケラーマンにやられた拷問が脳裏をよぎっているのか、思いっきりヒモを締める。が、気づいたリンクに阻止された。そこにマイケルが戻ってきて、2人で大急ぎでサラとケラーマンを引き離した。
ケラーマンは咳き込みながら「お前もそういうことするじゃないか」と憎まれ口を叩く。そこに隣の車両から、喧嘩してるという報告を受けた駅員が様子を見にきた。ケラーマンは「大丈夫だ。何でもない」と追い払った。「もしまたやりやがったら」といいかけるケラーマンの言葉をリンクが遮り「またやったらどうするっていうんだ？」と怖い顔になり「お前向こうに行ってろ」と命じた。サラは気を鎮めるために一人でトイレにいく。サラは去り際に「個人的な恨みじゃないわ、ポール」と言った。ケラーマンはこの台詞に笑う。この笑い声にマイケルもリンクもムカついてるようだ。
ベリック。表のゲートではなくて裏出口みたいなところからフォックスリバーを出ると、車が1台。前のタイヤの上に用意された車の鍵。その車に乗ると銃と活動資金、資料を見つけた。そしてFBIのバッチ。ベリックはやる気満々で車を発進。
T-Bag。客を送り出した。オバサンは「今度ブッククラブ（読書会）にも是非いらしてね」と笑顔で帰っていった。T-Bagはぐったり疲れた様子で「こりゃキツイな」と深い溜め息をつき「荷物をまとめろ。出かけるぞ」という。ホランダー親子を車に乗せて移動開始。傍から見ればまるで家族旅行かのようにハッピーに見える。目的地は不明。
こちらはC-Note。レストランに来たが、Dedeが「気分が悪い」といいだす。娘を抱っこして店を出ようとした時、「ホールドアップ」の声がする。強盗だ。運が悪い。
列車内のマイケル達。サラは独りトイレで気持ちを鎮めている。マイケルとリンクは「これからどうする？」と話合っている。とにかく今はケラーマンを使うしかないと合意する。
その間にケラーマンはこっそりと大統領に電話。「どこにいるの？その音はなに？早くシークレットサービスに戻って！」と言われるが「今は列車で移動中です。シカゴでゆっくり話しましょう、キャロライン」と電話を切った。
再びC-Note。ヤク中であろう男が銃を手に店内の客や店員を脅し、カネを袋に入れろという。C-Noteはなんとか相手の気持ちを鎮めるように「誰も傷つけたくないだろ」と声をかけ、なだめすかしてみる。怯える人々には落ち着くようにいった。C-Noteにとって警察が来るのが一番ヤバイ。金をおとなしく渡して客達を落ち着かせたいところだ。彼は現金回収後にみんなを閉じ込めてから出て行くという。後から警察に助けてもらえと強盗は言うが、当然、C-Noteにとってそれは困る。仕方がないと思ったのか、C-Noteは皆の前で素性を明かす。「俺は指名手配犯だ。警察に追われてる。見てくれ。この子は病気で俺がいないと死んでしまう。頼む。俺だけ先に逃がしてくれ」と言った。それを聞いた人々はびっくりして顔を見合わせる。強盗は迷った末に「出て行け」と言ってくれた。
マイケルがトイレのサラの様子を見にきた。最初にトイレをノックした時には「1人にして」と言われたが、暫くして彼女は少し落ち着いたみたいで、トイレ内にマイケルを迎え入れてゆっくりと話し始めた。「私は保釈中に逃げ出して、追われて、そして今度は殺人まで犯そうとした。これでも少し前は医者だったのよ」と沈んでいる。マイケルが「また昔に戻れるよ。僕も君も」と元気づけた。縋るような視線でサラは「ほんとにそう思う？何故そう言えるの？」「信念をもってやりぬくこと。僕にはもうそれしか残ってないよ」「今の私には2つの動機がある。一つは父を殺した人達を知りたい。もう一つは ･･･これが皮肉なのよね」とサラは続けた。「知っておいてね」と前置きして告白をした。「フォックスリバーの医者になる前、大切なルールを教わったわ。それは『囚人とは恋に落ちないこと』だったの」と俯いた。マイケル、傷ついた彼女をいたわるように優しいキス。30秒間程のラブシーン。
そこでガタンと物音がして2人は現実に引き戻された。リンクとケラーマンは線路の先にパトカーが道路封鎖しているのを発見。リンクは列車の屋根をつたい、運転室に突入。運転手を銃で脅して強硬突破をさせた。列車はパトカーをブッ飛ばして走りすぎた。
こちらはベリック。車中でFBIのバッジを持ち、ルームミラーに向かって「FBIのベリックだ」「ブラッドリー・ベリック。FBIだ」などという数種類のキメ台詞を練習中。どれにしようか決めかねている。何度も練習する。色んなバージョンを試した結果、"Brad bellick. I'm with the bureau." に決めた。
彼はヘイワイヤが殺した男の娘を訪ねて事情聴取。練習した台詞通りに言うものの「もう警察にぜんぶ話したわよ」という娘に「俺はそこらへんの田舎警察とは違うぜ。FBIだぞ！」とタンカを切る。少女サーシャはヘイワイヤは悪人じゃないと思っていて彼をかばってたのだが、ベリックにウソを見抜かれた。逮捕するぞと脅されてヘイワイヤの居場所を白状した。それをマホーンに報告するベリック。ヘイワイヤを誰にも見つからないように追い詰めろと命令するマホーン。
マイケルたちは列車の運転室にいた。パトカーのバリケードは突破できたが、このまま次の駅に着いたら警察が待ち構えている事は確実だ。「列車から飛び降りるしかない」と一か八かの方法を口にしたリンク。
Dedeを連れて出て行こうとすると、強盗は突然ウェイトレスだけを人質に取ると言い出した。C-Noteは見てられず、彼女を助けようと動く。「お前、人質を取ったら一生刑務所だぜ」と声をかけたら、強盗は興奮し「ガキの前で親父がブチ殺されるところを見せたいのか！」とわめきだす。格闘が始まる。元兵士のC-Noteは流石に強く、強盗の右腕を折って制圧。銃を取り上げた。ここでパトカーのサイレンが聞こえる。C-Note、ピンチ！警官が店に入ってきて強盗が倒れてるのを見た。「これは誰がやったんですか」と質問。客の一人が「俺がやった」とC-NOTEを庇った。その頃、C-NOTEはウェイトレスに案内されて裏口から脱出。例え指名手配犯でも、自分達を命がけで助けてくれたC-NOTEに感謝した証だ。
ヘイワイヤ。まだイカダの近くにいたところをベリックに見つかって追われる。相棒の犬にも「逃げろ〜」と怒鳴ったが、その場でワンワン吠えるだけだったので1人で逃げた。
マイケル達は列車から飛び降りた。辺りは森。運転手の通報によって警察と警察犬が4人を追う。ヘリも飛んでる。4人は森を走って逃げるが、ついに追いつめられ、森の中で警察に囲まれた。が、その4人はマイケル達じゃなくて、車掌達だった。脅されて電車から落とされ、絶対に振り向かないで走って逃げないと殺すぞと脅されたという。その頃、列車は既に次の駅に停車。マイケル達は気づかれることなく列車を降りる事に成功した。
ヘイワイヤは逃げて逃げてセメント工場らしきところに辿り着き、鉄塔を登っていった。テッペンまで行くと途方に暮れてしまう。ベリックは真下にいてマホーンの到着を待っている。
列車から降りた4人は車が必要だということで、駐車場にきて車を物色中。ここでケラーマンの携帯に大統領から着信がある。「ポール、どこで何やってるの！？」「警察に待ち伏せされたが、君が手配したのか？」「私は知らないわ」という会話をしてる中、ケラーマンは疑いを持ち始めた。「僕の35歳のお誕生日会をやったレストランはどこだっけ？」とカマをかけてみる。答えられず、はぐらかす相手の女。ここでケラーマンの話相手の女が映し出される。大統領とは全くの別人のブロンド女性だった！彼女はボイスチェンジャーを使い、大統領の口調を真似ていたのだ。ケラーマンの疑念通り、これはキムの罠で騙されたと知り「どこの誰だか知らないがキムに伝えてくれ。バカ野郎が！」と電話を切った。ブロンド女性の後ろにはキムがいた。「チッ、バレたか！」と悔しい表情を見せる。
マホーンがベリックに言われた場所に着くと、鉄塔のテッペンという、危険で目立つ場所に人がいるから、大勢の野次馬がいる。ベリックが「捕まえたよ」と嬉しそうに出迎えたが、マホーンは呆れてしまう。警察もきた。「FBIだ」と言ってマホーンが鉄塔を登り始める。途中でピルを飲む。やっとテッペンに着いた。「Hi、チャールズ」と声をかけるが、彼はものすごく怯えており「刑務所はもういやだ。オランダに行くんだ」という。「･･･それは無理だ」と答えたら「ここに行くんだってば！」とオランダの絵を見せられた。「･･･お前の気持ちは解る。行き場が無いんだもんな」と語りかけるマホーンの口調は穏やかだ。
シカゴ。マイケル達は目的のシガークラブの前に着いた。ケラーマンが「俺に行かせろ」と言うが、これは2人の大事な仕事であるが故、マイケルはニヤリとして「散歩に行こうよ」とサラを誘った。
すぐにマホーンとヘイワイヤのシーンへ。「お前は親にイジメられたから親を殺したんだよな。昨夜殺した奴だって、お前は女の子を助けようとしただけなんだよな。ただそれだけなんだよな。解ってるよ。でもな、それはやっちゃいけない事なんだよ。解るだろ？･･･逃げ道はあるんだよ」と言われ、「えぇっ？」とヘイワイヤはマホーンの言葉を聞こうとする。マホーンは繰り返し。「お前の逃げ道はある」という。しかしヘイワイヤにはその意味が理解できない。そんな事あるものかとヘイワイヤは思う。だがマホーンの言葉は繰り返す。ヘイワイヤは柵を乗り越えた。彼は刑務所だけは絶対に嫌なのだ。ヘイワイヤが死のうとするのをマホーンは止めない。「いいよ」と穏やかな口調で後押しする。『逃げ道』とは「死」を指していた･･･。ヘイワイヤは飛んだ。
マイケル達は道を渡り、シガークラブへ向かう。
宙を舞うヘイワイヤ。
マイケルとサラが扉を開けて中に入ろうとしたその時、マイケルがサラを呼び「さっきの話、俺も同じだ」。この言葉はサラの胸に染み入り、彼女は解ったと頷いた。サラは勇気が出た。
地面へと向かうヘイワイヤの体はオランダではなく真下の地面に激突。ヘイワイヤ、絶命。
いよいよ核心に近づきつつある物語ですが、まだまだ目が離せません。
バラバラになっている脱獄囚達の今後、そして肝心のマイケル達や
今は行動を共にしているケラーマンの動向・・・。
やっぱり現時点では24よりこっちの方が断然面白い。
次週は24が2時間スペシャルをやる影響で、お休みみたいです。
次回の本国での放送は2月19日。予告編です↓
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