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果物 脳卒中などに予防効果

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研究を行ったのは東北大学の坪野吉孝教授のグループです。研究グループは、岩手や長野、茨城など全国8つの県に住む45歳から74歳までの8万人を対象に、1日に食べる果物の量と病気の関連を最長で7年間にわたって調べました。果物をとった量ごとに4つのグループに分け、脳卒中や心筋こうそくになった割合を比べたところ、最も多いグループは最も少ないグループに比べておよそ20%、これらの病気になる危険性が低いことがわかりました。一方、たばこを吸う人は果物を多く食べても脳卒中や心筋こうそくになる危険性が低くならず、果物をとる量が少ない人との差がほとんどありませんでした。調査を行った坪野教授は「食事全体のバランスにも注意しながら、みかんなら1日2個以上、りんごなら1個以上を目安に積極的に果物をとるよう心がければ、脳卒中などの病気を予防する効果が期待できるのではないか」と話しています。
もどる10月24日 14時42分
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