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少女8人に売春させた道仁会系組員ら5容疑者逮捕

 携帯電話の出会い系サイトを使い高校生2人を含む16、17歳の少女8人に売春させたとして、福岡県警少年課などは23日、福岡市博多区神屋町、指定暴力団道仁会系組員井上雄一被告(25)(児童福祉法違反などで起訴済み)ら5人を児童福祉法違反(淫行(いんこう))容疑などで逮捕したと発表した。

 県警ではほかにも10人前後の少女が売春にかかわっていたとみて、余罪を追及している。

 調べによると、井上被告は今年4月、同区内のアルバイトの少女(当時16歳)を福岡県那珂川町の会社員の男(45)(児童売春・児童ポルノ禁止法違反容疑で書類送検)に引き合わせ、同市西区のホテルでわいせつな行為をさせた疑い。

 井上被告らは昨年10月から今年10月にかけて、携帯電話の出会い系サイトに「割り切りで会える人はいませんか」と書き込み、応じた男性にホテル代別で2万円を意味する「別2」などと買春の金額を提示。交渉が成立すると、少女を待ち合わせ場所まで車で送り、ホテルなどでわいせつな行為をさせていた。サイトでの年齢は18歳以上としていた。

 少女たちは県警の調べに対し、「1日に3人前後の売春相手を紹介されていた」と説明し、200〜300人の売春相手とわいせつな行為をしたと供述。少女の一人は「小遣い稼ぎの軽い気持ちで始めたが、組員らが絡んでいたので抜けられなかった」と話しているという。

 逮捕されたのはほかに、住所不定、無職上野和美(かずよし)容疑者(27)、同牛田貴大被告(25)、同市東区香椎浜1、無職小川剛被告(24)(いずれも児童福祉法違反などで起訴済み)、粕屋郡内の無職の男(25)(同法違反などで有罪確定)の4人。



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