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オートの鉄人島田信広さん食道がんで死去

 オート界のスーパースターとして90年代に活躍した島田信広(しまだ・のぶひろ)さんが18日午前10時35分、食道ガンのため千葉県成田市内の病院で亡くなった。57歳だった。島田さんは、73年、23歳でデビュー。オートレーサーになる前はサラリーマンで、脱サラ選手として話題となった。デビューから18年目の90年にスーパースター王座決定戦で優勝、初めてSGタイトルを手にした。これをきっかけに、次々にタイトルを獲得、90年代に14個のSGを制するなど一時代を築いた。99年2月15日には、49歳で全日本選抜に優勝。これは史上最年長のSG制覇で、現在まで破られていない。豪快なハンドルさばきがファンを魅了、白星を量産した。ケガにも強く、40歳代でスターダムに上り詰めたことから「鉄人」のニックネームでファンに愛された。

 02年10月16日、体力の限界を理由に現役を引退。健康食品関係の代理店を経営、順調に事業を拡大していたが、今年4月末、体調を崩して入院。食道がんと診断され、闘病していた。

 オートMVPを6回受賞(史上最多)したほか、日刊スポーツ新聞社制定のオート3賞では殊勲賞6回を筆頭に技能賞、特別賞など8回の栄誉に輝いた。

[2007年10月19日8時58分 紙面から]

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