ミャンマー人権侵害 証言公開
これは、国際的な人権団体アムネスティーが、17日、ミャンマー国内に潜む民主活動家や隣国のタイに逃れてきた僧侶や学生などから聞き取った証言の映像や音声を公開したものです。いずれも今月に入ってから収録されたものだということで、複数の人がミャンマーの軍事政権が今もデモの参加者やその家族を拘束していると証言しています。このうち、長年民主化運動に参加してきたという35歳の女性は「現在拘束されている僧侶や市民はおよそ4000人に上り、皆、食料も水も十分になく、拘束された際に受けた暴行によるけがの手当ても受けられない劣悪な環境に置かれている」と述べています。この女性も聞き取りのあと拘束されたということで、アムネスティーは「事態は緊急な行動を要する」と指摘したうえで「民主化を求める声を封じようとするミャンマーの軍事政権に対し、すべての政治犯を釈放し、赤十字が拘束されている人々に面会することを直ちに認めるよう、国際社会はさらに圧力を強める必要がある」としています。 |
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