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ページ更新時間:2007年10月17日(水) 21時50分

会計検査院、TMの運営を批判

経済3684480
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 小泉内閣の下で内閣府が開催した「タウンミーティング」の運営経費について「コスト意識が十分でなかった」と指摘する報告書を会計検査院が公表しました。
 報告書によりますと、2001年度からの6年間に広告代理店に運営を委託する形で開催されたタウンミーティング172回の運営経費の総額は21億6985万円でした。

 このうち、例えば2001年6月16日に鹿児島で開かれた第1回のタウンミーティングの場合「企画・運営能力の評判が高い」などの理由で大手広告代理店への運営業務の委託を決め入札を実施しない随意契約を結びましたが、この時点で運営経費の見積書や正式な契約書などは作成されませんでした。実際に書類が作成され運営経費の額が確定したのはミーティング開催終了から9カ月もたってからでしたが、書類作成の日付けは開催前の5月23日にさかのぼる改ざんを行っていました。

 このほか、会場の整理係などとして募集した要員の人数を記録した書類がなく、実際の動員人数が確認できていないなどのずさんな運営ぶりも指摘しており、会計検査院では「コスト意識が十分だったとは認められない」と批判しています。(17日16:11)

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