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たまきち★
おお振り、ブリーチ、戦国BASARA大隙ですvv
特に今はヘタリアにハマっています!!大和撫子な日本受け大好きですvvv
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2007年10月17日15:21もう1度考えてみてよ(英日 18禁)
 視界が霞む。頭は考えることを否定する。身体が思うように力が入らない。開くことしか出来ない口からは自分でも信じられないような喘ぎ声が出てくる。
 首から肩の肌を舐められる。その流れで上にのぼった口に耳たぶを軽く噛まれ、耐え切れることができずに日本は身震いした。

 日本の内で蠢いているものが背筋を震えるほどの快感を与えてくる。熱くて、でも擦れて日本が感じる場所を的確についてくるので、日本は思わず目をきつく閉じた。

「あぁっ」

 あっあっ、と甲高い声と吐き出される液体の濡れた音、それに自分を弄るイギリスの息切れに日本は聴覚を侵され、それ以外は頭に入らなくなっていた。
 それらの音に脳を支配され、混ざり合う。
 出ては入る肉が日本の内側と擦れて熱を生み、熱くなったそこは2人の身体へと広がっていく。

「っ、はぁ」

 イギリスが呻いた。動きも早くなり、日本は限界が近いのだと瞬時的に思った。かくゆう日本もいい加減限界が近かったので、イギリスの腰の動きにあわせて自分も腰を動かして助長した。
 ぐちゃぐちゃになった日本の思考は最後には解放される快感だけを求めていた。



 愛の告白もないのになんであんなことをしているんだろ、日本はずずっとパスタを啜りながら思った。

 異国なのにどこか懐かしい緑色の丘とその遠くに見える青い海。
 郊外を離れた土地はどこであろうと田畑や民家しかない。だが自然を相手に安心するのは自分が国という存在だからか、日本はどこまでも優しい景色に目元を緩ませた。

 この日、日本は上司にはイタリアの家にいくと言ってでてきた。
 服装は着物というわけにもいかないので、自分に似合うだろう服を見繕って着ている。イタリアで1人だけ着物を着るには日本には勇気がなさ過ぎた。

 イタリアという言葉自体意味が無い。本当はどこだって良かった。ロシアでも中国でもアメリカでも南極でも。イギリス以外であればたいした差はなかった。
 しがかってイタリアに会う気も全くなかった。だから日本は1人でイタリアを観光と名ばかりの散歩をしていた。
 名所はイタリアに聞かなければどこにあるのか判らない。しかし人の多い場所にいくつもりがなかったので日本は思いついた道をひたすら歩き続けた。

 見つけたのは小さな村の小さなレストラン。このレストランで日本は少し遅めの昼食をとった。ここのパスタはとても美味しい。ついでにいうのであればスープも美味しかった。

「さて、これからどこへ行きましょうか」

 適当に腹を満たした日本はレストランの主人に笑顔で挨拶を言い、店をでてから呟いた。
 行く当ても行きたい場所も考えてなかった日本はうーん、と一通り悩んでから右に歩き出した。その先は見事な緑で埋め尽くされていた。


 どのくらい歩いたのか定かではないが、日本が軽く息切れをするほどには足を進めていた。
 行けども行けども緑。木と草と花と民家、小屋ばかりが目に付く。
 しかし日本の目にはただの景色としか認識されていなかった。


 イギリスは強要はしなかったが日本は合意した覚えはなかった。イギリスとことに及んだきっかけが思い出せず、疑問ばかりが浮かび上がる。
 きっかけを忘れるぐらいに回数をこなしたし時間も経った。
 自分の流されやすい欠点は嫌でも知っている。いずれは飽きるだろうと思っていた日本は何も言わずにイギリスに付き合った。それがいけなかったのかもしれない。

 イギリスが離れていくことを判っていて流されるほどには日本は無知ではないつもりだ。なんせ戦争が終わった今だって大国なのだ。自分のような経済のみで成り立っている極東を相手にするはずがない。
 勘違いできるほど日本には自信が全くなかった。それに身体がどうなろうとも内側だけはしっかりしていれば何も問題はない。
 これまでずっとそう思っていた。事実、そのはずだった。

 だがこれほど長引くとなれば話は別だ。
 順応にすればするほどイギリスは日本を束縛していく。言葉もなく行動することなく無言でじわりじわりと縛っていった。


 日本は溜め息を吐いて顔を上げた。
 黄色に輝いていた陽がオレンジ色に変わり、ついには赤くなっていた。夕日が傾いていくことをどこか遠くで実感していた。

 後ろから車の走る音がしてきた。このままでいると確実に野宿だ。上司にも連絡しなくてはならなかった。
 ヒッチハイクでもして乗せていってもらおうか、と考えながら身体は自然と動いていた。親指を上に向けまっすぐに腕を伸ばす。
 止まってくれることを期待しながら見守っていると車が急ブレーキをかけて日本の立っている位置から数メートル離れて止まった。
 それからドアが開き、ドライバーが出てきた。

「にっほーん!久しぶりだねぇ!」

 緊張していた日本に勢いよく手を振って見せたのは他でもないイタリアであった。拍子抜けした日本は苦笑いを見せて胸を撫で下ろした。


「偶然だねぇ。こんなとこで何してたの?」

 車は60キロを守って走っている。日本が絶対にそれ以上ださないで欲しいと何度も頼み込んだからだ。
 笑顔で前を向いて車を走らせているイタリアは今日も元気であった。

「観光をしてました」

 あと自分探しの旅です。日本は前を向きながら言った。後半の言葉はイタリアに聞かれないように小さな声でつけたした。

「なんだー。言ってくれればどこにでも案内したのにー」
「今日突然きたくなったんですよ。イタリア君にも予定はあったでしょう?」

 陽はすっかり落ちている。月明かりとライトを頼りに車は走っていた。

「ん?俺?ないない。予定なんて全然なかったよ」

 それに日本のほうが優先だもん、イタリアは明るい声で言った。

「じゃあどこに行ってたのですか?」
「ドライブだよ!久々に運転しようかと思ってねぇ」

 なるほど、だから燃料がぎりぎりなのか。日本は納得した。
 しかし目の前に明かりが広がっているのが見えてきているのだから大丈夫だろうとも思った。

「あっ。そういえば今日はイギリスと一緒じゃないんだね」
「なんでイギリスさんが出てくるんですか?」

 日本は首を傾げた。
 ちらりと日本を見てからイタリアは前を向きなおした。

「だって仲良いじゃん!俺イギリスが苦手だから仲良くできる日本は凄いよー」
「べつに私でなくてもアメリカさんもフランスさんも仲が良いじゃないですか?」
「あはは、確かに仲が良いよね。あ、判った!日本はフランス兄ちゃんとアメリカに嫉妬してるね!」

 なんでそうなるんだ、日本はどう返すべきか迷った。

「でも大丈夫だよ!イギリスは日本だけだから!」
「そうですか」

 表面は笑顔であっても日本の返答はもはや適当さ加減が滲みでていた。
 そんな日本の態度を気にすることなくイタリアは喋り続けた。

「うん。だって、今日だって日本はいるかって俺んとこに電話きたもん」
「…イギリスさんが?」
「そうだよ。ちょうどドライブに出かける前にきたっけ。日本が来てるなんて知らなかったからいないって言っちゃったけどねぇ」

 イギリスに嘘を言っちゃったよ、イタリアは怒ったイギリスの顔を思い出したのか泣き出しそうだった。
 悪いのは自分なのにイタリアがそんな表情をするのは違う、と日本は胸を痛めて眉を寄せた。

「イタリア君は知らなかったのですから大丈夫ですよ。嘘は言ってません」
「ほんと?!日本がそういうんだったら大丈夫だね!」

 イタリアの切り替えの早さに日本は微笑んだ。

 街中を通り、人で溢れかえっている場所を抜けたらすぐにイタリアの家だ。それまでの間、最近のお互いのことを話し続けた。
 良いことも悪いことも全て吐き出す前にイタリアの家についてしまった。

「すみません、電話を貸してもらえますか?携帯を家においてきてしまったんです」

 車を降りたところで日本はイタリアに言った。イタリアは考える間もなく笑顔で了承した。



 家の電話が鳴り響いた。
 どうしようもなく不機嫌だったイギリスは気分のままに電話に出た。数秒沈黙していたが耳に押し当てた受話器からは聞きなれた声が聞こえてきた。
 早口で喋っていて少し聞きづらいが内容は理解できた。それからイギリスが何か返答する前に電話が切れた。

 それから数時間後に家のベルが鳴った。
 待ちきれなくて空港に行こうかと思っていたイギリスは玄関へと足早に行き、ドアを開けた。

「こんばんは」

 スーツでもなく着物でもない服装の日本が立っていた。
 日本が目の前にいるだけで機嫌が直ってしまう自分に呆れながらイギリスは日本を中へと通した。

「今日はすみませんでした。実は携帯を家においてきてしまったんです」

 先ほどイタリアに言った言葉を再度言った。

「イタリアのとこに行ってたのは事実だな?」
「ええ。でもイタリア君に会ったのはついさっきです。怒らないであげてくださいね」

 イギリスは顔を顰めて判った、と言った。日本はあからさまにほっと息を吐いて安心した。

 そんなにイタリアが大事か。イギリスはさっきまで苛立っていた感情がまたぶり返すのが判った。が、どうにかして自分を落ち着ける。
 いっきに身体の奥から溜め息が出てきた。
 イタリアは日本のただの友だちだ。仲の良い友だちに嫉妬してどうする。
 日本は日本で何も言わない。いつも諦めた目をしている。今だってそうだ。全てを諦めて流され、誰にでも笑顔を振りまく。

 これは自分のものだと叫びたかった。しかし日本が自分を好いてくれている確証がない限り身体の関係があったとしても説得力はないのだ。

「で?なんでわざわざうちに来たんだ?電話ですむものを」

 日本は困った顔をした。

「この際ですから勢いにまかせてイギリスさんにお尋ねしようかと思いまして」

 なんだ、イギリスは苛立ちを隠さずに続きを迫った。

「…イギリスさんと私の関係ってなんなのでしょう?」
「はっ?」

 そんなの今更すぎやしないか。つかず離れずの場所に位置していて必ずイギリスのとこまで戻ってくる。
 それでいて身体の関係もあるのだからなんなのでしょうと言われたら1つしかないはずだ。

「なにって恋人だろ?」

 いくら日本からの確証がなくてもこれだけははっきりしている。
 これはイギリスの己惚れではなかった。日本は誰にでも平等に笑顔を振りまくがイギリスだけには他にはない笑顔を見せる。
 控えめに俯き、頬を染めて笑う姿を見たことがあるのは自分だけだと思っている。

 恋人、と日本の口が動いた。僅かに困惑しているところから日本は理解していなかったのだとイギリスは気づいた。

「なんだ。判っていなかったのか?」
「だって、私は合意していなかったじゃないですか。それに言葉だって頂いてませんし…」
「じゃあ聞くが日本は俺のことをどう思ってたんだ?」

 日本は更に困った顔をさせた。
 眉間に皺をよせている。そこに口付けをしてあげたかった。

「……。ん?あれ?私は、イギリスさんのことが好きなのでしょうか?」

 いまだもって理解できていないし疑問だらけだったが、事実を繋ぎ合わせてでた答えはどう考えてもイギリスに好意をもっているとしか考えられなかった。

 イギリスはがっくりと項垂れた。まさかここまで日本が鈍いとは思ってもみなかったからだ。
 他人の感情に気づかないのはまあ判る。しかし自分の感情にまで鈍いとなるとこれまでの行為はなんだったのかということになる。
 はっきりと言わなかった自分も確かに悪い。だが、日本自身でさえ理解していない感情をイギリスだけに判るように露わにしている日本も悪いはずだ。

「ったく。俺はお前が好きで、お前は俺が好き。それでいいじゃねぇか」

 面倒臭いと思う反面、面白いと思った。日本も誰も判らない感情を自分だけが知っていたという優越感にイギリスは満足していた。

「お互いの合意もしたことだし仕切りなおしでもするか?」

 イギリスは意地の悪い笑みを浮かべて日本を見下ろした。


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英日エロですvvv;
きゃ〜〜〜〜!!!!!すみません!!