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川崎エスカレータ指切断事故の1週間後に女児負傷、市など発表せず
- 社会
- 2007/10/07
JR川崎駅東口にある川崎市第三セクターの地下街「川崎アゼリア」(同市川崎区)のエスカレーターで八月十九日、サンダル履きの同区内の女児(2)がステップと側壁の間に右足を挟まれ、軽傷を負っていたことが六日までに分かった。
すぐそばの駅自由通路エスカレーターでは、一週間前の八月十二日に女性(27)が親指を切断する事故が起きたばかりだったが、市とアゼリアは公表しなかった。
アゼリアによると、女児は八月十九日午後零時五十分ごろ、母親と下りエスカレーターに乗っていたところ、ゴム製サンダルごと足を挟まれた。女児の泣き声に気付いた近くの男性が抱き上げ、救出したという。女児は後ろ向きに乗っていたとみられ、すり傷などを負って救急車で運ばれた。
川崎署とメーカーの東芝エレベータが点検したが、エスカレーターに異状はなかったという。アゼリアは「機器の不具合がなく、女児の乗り方の問題も考えられたので、市と相談して非公表と判断した」としている。
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