16日午前7時20分ごろ、愛知県美浜町北方の県道で、馬が死んでいるのを通りがかった男性会社員(46)が発見、110番通報した。近くのペットショップで飼育されていた馬が逃げ出し、車にひかれたものとみて、愛知県警半田署が道交法違反(当て逃げ)容疑で運転手を捜している。
調べによると、馬は7~8歳の牡馬で体重300~400キロ。腹部の上部に衝突されたような跡があり、歩道上に倒れていた。現場にはフロントガラスの破片やウインカーの部品などが落ちていた。
ペットショップは現場の西約700メートルにあり、馬はネットで囲いをした牧草地で放し飼いにされていた。馬主は名古屋市天白区の会社経営者(53)で、乗馬用として約1年前に購入し、娘が経営するペットショップで飼育してもらっていたという。同署が逃げた経路などを調べている。【月足寛樹】
毎日新聞 2007年10月16日 14時43分 (最終更新時間 10月16日 17時36分)