「生活態度悪い」暴行の信者ら 「紀元会」集団傷害致死2007年10月16日14時03分 長野県小諸市の宗教法人「紀元会」の信者による集団傷害致死事件で、暴行に加わった信者らが、亡くなった信者の奥野元子さん(当時63)=同市荒町2丁目=の「生活態度が悪い」などと話していたことが分かった。同県警は、日常生活を振り返る教団の活動が暴行にまでエスカレートしたとみて調べている。 県警捜査本部や教団の関係者などによると、奥野さんが暴行を受けたのは、教団が月1〜2回開いていた会合の場。信者らがふだんの生活などについて一人ひとり振り返る中で一部の信者が暴走し、「生活態度が悪い」などと、奥野さんに暴行を加え始めたらしい。 県警は暴行に加わったとして、中学生を含む15〜80歳の信者の女21人を15日に一斉逮捕。80歳の女性も含め、それぞれが奥野さんを殴ったりけったりしたことを確認しているという。一連の暴行に幹部の指示があった可能性もあるとみて、逮捕者の一人で教団創始者の娘とされる窪田康子容疑者(49)=同市乙=らの調べを進めている。 PR情報この記事の関連情報社会
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