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亀田父、ライセンス無期限停止 大毅はライセンス停止1年、興毅は厳重戒告
このニュースのトピックス:ボクシング
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチで亀田大毅(協栄)が反則を繰り返した問題で、日本ボクシングコミッションは15日、大毅の父でトレーナーの史郎氏にセコンドライセンスの無期限停止処分を科すことを決めた。
また、大毅を1年間のライセンス停止処分、兄でセコンドに入った興毅を厳重戒告処分、協栄ジムの金平桂一郎会長を3カ月のクラブオーナーライセンス停止処分とすることを決めた。
これに先立ち、東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)は理事会を開き、大毅に対して12回の反則行為で「期限付きのライセンス停止処分」、史郎トレーナーに対して11回に反則指示の言動が認められたとして「無期限のライセンス停止以上の処分」、兄の興毅に対して「期限付きのライセンス停止処分」を下すよう、それぞれ日本ボクシングコミッション(JBC)=安河内剛事務局長=に要請。同協会に加盟する協栄ジムの金平会長については厳重戒告処分とし、始末書を求め、練習場所など独自に活動している亀田兄弟らについて、ジムの管理下に置くように誓約書を提出させるとした。
会見で大橋会長は、13日に大橋ジムを訪れた父の史郎トレーナーから「亀田家は3カ月謹慎する」と反省の意を伝えられたことを明かした。
興毅は反則指示について「亀田家のボクシング用語」と弁解するコメントを出していたが、大橋会長は「話し合った結果、弁明とは受け取れない」と説明した。