「イスラム教のバービー人形」、インドネシアで販売

2007年 10月 11日 17:54 JST
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 [ジャカルタ 10日 ロイター] 人口の85%がイスラム教徒のインドネシアで、露出の多い衣装を身に着けた「バービー」や「ブラッツ」に代わる、子ども向けの人形「サルマ」が販売されている。

 アラビア語で平和を意味するサルマが身に着けているのは、イスラム教徒の女性が身に着ける黒いマント「アバーヤ」のほか、ゆったりとした礼拝用の白い衣装など幅広く、すべて長袖ですその長さも足首までのもの。

 サルマの生みの親である女性実業家は昨年、自分のめいがバービー人形を使って遊んでいるのを見てアイデアを思いついたという。

 サルマは小売店やインターネット(www.bonekasalma.com)を通じて6万─8万ルピア(約770─1000円)で販売されており、ネット上では「イスラム教のバービー人形」と宣伝されている。