女性死亡 信者が集団暴行か
捜索を受けているのは、長野県小諸市の宗教法人「紀元会」の本部です。先月25日の未明、長野県小諸市の自営業、奥野元子さん(当時63歳)が全身に暴行を受けて病院に運ばれて死亡しましたが、警察は、同居していた夫や娘ら家族4人が「すし店の経営をめぐってけんかになり、家族で暴行した」と供述したことなどから、家族4人を逮捕し、傷害致死などの疑いで調べていました。しかしその後の調べで、死亡した奥野さんと逮捕された家族が入会している「紀元会」の信者が集団で暴行していた疑いがあることが家族の供述などからわかりました。暴行は、宗教団体の集会で、団体の幹部の指示で行われたとみられています。長野県警察本部は、15日朝から傷害致死の疑いで「紀元会」の本部を捜索するなど、強制捜査に乗り出しました。また、幹部や信者の女およそ20人から事情を聴くことにしています。「紀元会」は昭和45年に設立され、関係者などの話では、長野県外にも複数の支部があり、本部での集会には多いときは数百人の信者が集まっていたということです。 |
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