2007年10月12日 18時50分更新
今月5日から北杜市の地蔵ヶ岳に登山に出かけたまま行方がわからなくなっていた東京・八王子市の男性が6日ぶりに見つかり救助されました。
11日夜、東京・八王子市の会社員、芦田良幸さんが(53)今月5日に北杜市の鳳凰山地蔵ヶ岳に沢登りに出かけたまま戻らないという届け出が家族から警察にありました。
県の消防防災航空隊がヘリコプターで捜索したところ、12日午前10時20分ごろ地蔵ヶ岳にある石空川渓谷で動けなくなっている芦田さんを見つけました。
芦田さんはヘリコプターで救助され、甲府市の県立中央病院で手当てを受けていますが、右足の骨を折る大けがをしました。
芦田さんは航空隊の隊員に対し、「今月6日に滑落して動けなくなった」と話したということで、県や警察では持っていた非常食などで6日間にわたって飢えをしのいでいたと見て経緯を調べています。