楳図さん宅の建築差し止め認めず |
漫画家楳図かずおさんが東京都武蔵野市内に建設中の自宅をめぐり、赤白のストライプ模様などの外観が住宅地の景観を破壊するとして、周辺住民が工事差し止めを求めた仮処分について、東京地裁は12日、申し立てを却下する決定をした。
申立書によると、楳図さん宅の敷地は約235平方メートルで、3月に着工。外壁を楳図さんのトレードマークになっているストライプ模様にする計画で、壁面以外は既に完成している。
住民は「周囲との調和を無視した極彩色の不快な建物を眺めて暮らさざるを得ないのは苦痛」と主張。計4回開かれた審尋で、赤白模様にする壁面の数を減らすよう求めたが、楳図さん側が応じていなかった。楳図さん宅の建設工事をしている住友林業は「主張が認められたので予定通り、工事を再開する」としている。
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[ 2007年10月12日 12:11 速報記事 ]
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