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ぐはん少年:調査項目の修正を警察庁に申し入れ 自民部会

 自民党法務部会は10日、警察庁が9月に示した「少年警察活動規則」の改正案について、罪を犯してはいないが将来法令に触れる行為を犯す恐れのある少年(虞犯=ぐはん=少年)を調査する項目を修正するよう申し入れた。改正少年法(5月成立)を巡る国会論議を受け同法案から虞犯少年の調査権限が削除された経緯があり「論議を尊重し、法律と食い違いのない規則にすべきだ」としている。

 虞犯調査は少年や保護者らを呼び出し、家庭状況や交友関係などを調べるもの。関係者によると、警察庁側は現在も暴力団事務所に出入りする少年らを発見した場合、同様の調査を実施しているとして「(規範性の高い)規則で整理するだけ」と説明した。賛同する議員もいたが「規則に明記されると、警察権限が過度に拡大する恐れを理由に法律から削除した意味がなくなる」として、修正を求めることにした。

毎日新聞 2007年10月10日 23時01分

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