前橋放送局

2007年10月11日 19時4分更新

皇海山 男性が遭難の恐れ


太田市の72歳の男性が10日の朝早く、沼田市の皇海山に登山に出かけたまま戻らず警察では遭難した可能性が高いとみて捜索しています。

行方がわからなくなっているのは太田市に住む農業の72歳の男性です。
男性は10日の朝早く、「沼田の方から皇海山に登る」と家族に告げて、軽トラックで自宅を出たまま帰宅しないため、11日朝、家族が警察に届け出ました。
警察が捜索したところ、皇海山の沼田市利根町の登山口近くの林道の脇に、男性の軽トラックを見つけたことから、警察では男性が遭難した可能性が高いとみてヘリコプターを飛ばすなどして捜索しましたが男性はまだ見つかっていません。
警察によりますと男性は50年近く登山の経験があるということですが、10日はポロシャツとズボンなどの薄着で出かけたと言うことです。
警察や消防では12日も朝7時から捜索することにしています。
皇海山は標高2144メートルで、登山道も整備されていて初心者でも登りやすい山だということです。