高級ブランドのカルティエは、軍事政権下のミャンマーで産出されたルビーやサファイアなどの宝石の不買運動を始めた。ロイター通信が10日、伝えた。宝石がミャンマー産でないことの確認を卸元に求めているという。
米国では高級アクセサリー大手ティファニーもミャンマー産宝石の不買を決めている。
カルティエも加盟し、約1万1000の宝石商で組織する業界団体「ジュエラーズ・オブ・アメリカ」は、ミャンマーで民主化に向けた取り組みが始まるまで、卸元が同国産宝石を供給しないよう会員の宝石商を通じ要請しており、米議会にもミャンマーへの制裁強化を働き掛ける方針だ。会員には「人権尊重に配慮して宝石を調達するよう」呼び掛けている。(共同)
毎日新聞 2007年10月11日 11時50分
10月11日 | カルティエ:ミャンマー産宝石は不買 |