【ハウツー】
"Adobeならでは"のリッチなファイル共有サービス「Share」を早速試す
(1) Adobeが提供するファイル共有サービス「Share」
2007/10/11
Adobeが提供するファイル共有サービス「Share」
今回は、Adobe MAX 2007のレポートの一環として、1日に公開されたばかりの新サービス「Share」についての詳しいレポートをお伝えしたいと思う。
Shareは、Web上でのファイル共有を実現するサービスだ。同様のサービスはすでにいくつも存在するわけだが、Shareならではの特徴を挙げると以下のようになる。
- Flexを用いた、非常に使い勝手の良いユーザインタフェース
- 共有ファイルの容量は合計で1ギガバイトまで利用できる
- ファイルをダウンロードすることなくプレビューすることが可能
- 簡単なHTMLタグにより、プレビューを他のWebページに埋め込むことができる
1ギガバイトというかなりの大容量を使用できるのも非常にうれしい点だが、Shareの利点は何と言ってもユーザインタフェースの使い勝手の良さとプレビュー機能にある。
また、「ブログパーツ」のような感覚でファイルのプレビューを行うことのできる、HTMLタグの出力機能も備えているのが魅力だ。以下は、筆者が以前行ったセミナーのPDF資料をShareで公開したものだ。
(注) 以下の資料を表示するためにはFlash Player 9が必要。また、Share自体がまだβ版のサービスということもあり、以下のプレビュー機能は動作が不安定になる可能性があることもご了承いただきたい。
Shareはまだβ版であり、多少の不具合や足りない機能も存在するが、実験的に使用するには十分な完成度を備えている。では、画面のスクリーンショットを交えながら一つ一つ検証していこう。
Shareの利用にはログインが必要
Shareを利用してファイル共有を行うためには、Adobe IDを用いてログインを行う必要がある。以下がそのログイン画面だ。
Adobe IDを持っていない場合は、アドビのWebサイトにアクセスしてアカウントを作成する必要がある。
ログイン画面の右上にある「Create an Adobe ID」というリンクは、Shareから直接アカウントを作成するためのメニューだ。しかし、現在のところShareはAdobeアカウントを作成する機能を備えていない。リンク先の画面でメールアドレスを入力すると、アカウント作成の準備が整い次第通知してもらえるようになる。
Adobe IDを取得したらログインしてみよう。利用許諾への同意や、メールによる確認などのプロセスを経て、Shareを利用できるようになる。
ヘッドライン
- 【ハウツー】"Adobeならでは"のリッチなファイル共有サービス「Share」を早速試す[10:00 10/11]Web2.0
- ついにキタ!! NetWareをSUSE Linuxで - Novell Open Enterprise Server 2[08:00 10/11]
- AMD、Eclipse Foundationへ参加[01:41 10/11]
- 日本IBM、ブレード型WSを投入 - 発熱量抑え、省スペース性を向上[00:54 10/11]サーバとストレージ
- DELL、仮想化ソリューションへの取り組み強化を発表[00:25 10/11]サーバとストレージ
- 【コラム】コンピュータアーキテクチャの話 第96回 浮動小数点加算器 - 桁合わせと加算[21:47 10/10]エレクトロニクス
- RailsのコンテナにGlassFishはいかが? - GlassFish Gemで簡単インストール[17:51 10/10]Java
- 米Sun、UltraSPARC T2を搭載した初のサーバ製品[10:44 10/10]サーバとストレージ
- Mandriva Linux 2008のダウンロード提供がスタート[09:40 10/10]
- Mash up Award 3rdを制したのはONGMAP.COM!! Extで実現した次世代アプリ[09:00 10/10]Web2.0