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地域経済

更新:8月31日

関東

東京都心部の繁華街の人気、「東高西低」化が鮮明に

 東京都心部で消費者がよく行く繁華街が従来より東側に移り、街の人気の「東高西低」化が進んでいることが、日本経済新聞社の調査でわかった。丸の内、汐留など再開発が進むエリアの利用が増える一方、若者の街として人気を集めてきた渋谷や池袋など山手線西側のターミナル周辺の地盤沈下が目立つ。

 銀座、新宿など主な繁華街別に「3年前と比べて仕事以外で行く回数が増えた」人の比率から「減った」人の比率を差し引いた純増幅を比べると、最も高かったのが丸の内の7.7ポイント。次いで汐留、六本木がともに5.5ポイントだった。

 一方純減幅が最も大きかったのが渋谷のマイナス13.5ポイント。次いで池袋のマイナス8.8ポイントだった。ともに30歳代以上の年代で足が遠のく傾向が強く、カジュアルで単価の低い消費をする若者向けといったイメージが強い街を敬遠する傾向がうかがえる。

 渋谷の場合は20歳代でも純減しており、現在進行中の再開発事業がどこまでにぎわい再生につながるかが今後注目される。

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