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マンションで男子高校生が変死 飛び降り自殺か
廃材から作るE3燃料を発売
「犬施設問題」で知事に申入れ
NOVA 労組が経産省に申し入れ
虚偽申告で不正に休暇 京都市職員
父親殺害の長男に「懲役6年」
上内さん告別式に200人 コンビニ強殺
幼稚園に脅迫文相次ぐ 河内長野市
「市税事務所」を7ヵ所開設 大阪市
松のコモ巻き
最終更新日時:2007年10月9日 19:19
マンションで男子高校生が変死 飛び降り自殺か
自宅から遺書発見
9日午前、大阪府茨木市のマンションで男子高校生が倒れているのが見つかり、死亡しました。警察は飛び降り自殺を図ったとみて調べています。9日午前8時40分ごろ、大阪府茨木市水尾3丁目のマンション敷地内の通路で少年が血を流して倒れているのを住民が発見し、消防に通報しました。倒れていたのは近くに住む府立高校1年生の男子生徒(15)ですぐに病院に運ばれましたが、脳挫傷で死亡しました。マンション6階と7階の間の階段踊り場で学生カバンなどが見つかり、自宅からは「これまで育ててくれてありがとう」と書かれた遺書が遺されていました。男子高校生は午前8時半ごろに普段どおり家を出ていて、警察では飛び降り自殺を図ったとみて、家族や高校関係者から話を聞き動機を調べています。
( 2007/10/09 19:19 更新)
廃材から作るE3燃料を発売
大阪府内2ヵ所で開始
建築廃材からつくられたバイオエタノールをガソリンに混ぜた「E3燃料」の実証販売が大阪府内2ヵ所のガソリンスタンドで9日から始まりました。これは、大阪府が環境省から委託された事業で当面、利用できるのは事前に登録した自治体や企業に限られています。バイオエタノールは原料となる植物が育つときにすでに二酸化炭素を吸収しているため、燃える時に発生するCO2は、あらかじめ削減したことになり、地球温暖化の防止につながるとされます。バイオエタノールの燃料はガソリンよりノッキングは少ないが爆発力は弱く、日本では3%までなら混ぜても給油設備やエンジンに影響が無いとされます。世界的に広がっているバイオ燃料ですが、穀物などの値上がりを招くなど、新たな問題も出ています。しかし、大阪のバイオエタノールは建築廃材などの廃棄物から精製するため、環境に2重にやさしいといえます。まだ、製造コストはガソリンより高いのですが、補助金を出すことでレギュラーガソリンとほぼ同じ価格で販売されています。大阪府では今後も協力してくれるガソリンスタンドやユーザーを増やしていきたい考えです。
( 2007/10/09 19:15 更新)
「犬施設問題」で知事に申入れ
嘉田知事は中立の立場
滋賀県高島市で犬の持ち込みを巡って動物愛護団体と住民が対立している問題で9日、滋賀県を訪れた海東英和市長は知事に県に仲裁に入ってもらうよう求めました。皮膚病にかかっていた犬など約80匹の受け入れを巡って大阪市の動物愛護団体と住民との対立が続いている滋賀県高島市。これまで動物愛護団体のアークエンジェルズは自身の所有する高島市の施設へ二度に渡って犬を持ち込もうとしましたが道路に座り込む住民に阻まれ引き揚げを繰り返しています。先の見えない攻防戦。高島市の海東市長は9日、滋賀県庁を訪れ、嘉田由紀子知事に県の仲裁を求めました。しかし「お互いに合意できるよう見守らせて頂きます」と、あくまで中立の立場を守ろうとする嘉田知事に海東市長も少々残念な様子。対立は現在も続いています。
( 2007/10/09 19:13 更新)
NOVA 労組が経産省に申し入れ
7000人が雇用喪失の危機と訴え
英会話スクールNOVAの外国人講師らを支援する労働組合が9日、経済産業省に対し、雇用の確保や利用者への被害拡大防止などを求める申し入れを行いました。経済産業省に申し入れを行なったのは、NOVAの外国人講師らを支援する労働組合「ゼネラルユニオン」と「全国一般労働組合」です。要請書によりますと、NOVAはことし6月、経済産業省が一部業務停止命令を通達して以降、受講生が解約する際の精算方法を改善しました。しかし、実際の返金は滞るなど、被害を受けた受講生は数十万人に上るということです。また、一部業務停止命令以降、教室の閉鎖が次々と決まり、外国人講師や日本人スタッフあわせて7000人が雇用喪失の危機に立たされているとして経済産業省に救済策を講じるよう求めています。ゼネラルユニオンの山原克二委員長は、会見で「消費者講師への救済策を緊急にやってほしい。それを通じて業界をよくして欲しい」と話しました。また、NOVAの現役講師ボブ・テンシさんは「国や経済産業省には何らかの形で責任をとって欲しい」としています。これに対し、経済産業省の甘利明大臣は、「NOVAの経営努力によってきちんと対処して欲しい。要請の内容を確認してわが省で対応できることはしたい」と話しました。NOVAをめぐっては中途解約について受講生による提訴が相次いでいるほか、日本人スタッフおよそ2300人の9月分の給与が支払日から10日以上たった今も支払われていないということです。
( 2007/10/09 19:11 更新)
虚偽申告で不正に休暇 京都市職員
不正休暇の43人を含む計53人に停職や減給などの処分
京都市の職員43人が「親族が亡くなった」とウソの申告をするなどして、不正に休暇を取得していたことがわかり、停職や減給などの処分を受けました。京都市ではことし7月、環境局の職員が不正に休暇を取得していた事実が発覚し、親族が死亡した場合、最大7日まで取得できる服喪休暇について、過去5年分の全庁調査を行いました。その結果、職員43人がウソの申告をして不正に休暇を取得していたことがわかり、職場の監督責任者を含む53人に停職や減給などの処分を行いました。そのうち、休暇を10回取っていた職員は、叔父が6人、おばが4人死んだとウソを重ねていました。また、最も多い12回の休暇を取っていた上京消防署の職員は「年次休暇を使いたくなかった」と話しているということです。京都市総務局監察室の松本和加子監察課長は「本当に情けなく恥ずかしい思い。市民の皆さまに深く申し上げたい」と話しています。京都市は給与の返還を求めるとともに、今後、申請手続きを改正するなど再発防止に努めたいとしています。
( 2007/10/09 19:09 更新)
父親殺害の長男に「懲役6年」
被告の「心神耗弱」を認定
去年11月、滋賀県近江八幡市で父親を殺害したとされる無職の長男に対し、大津地方裁判所は「懲役6年」を言い渡しました。判決を受けたのは、滋賀県近江八幡市の無職・久田真幸被告(29)です。久田被告は去年11月、自宅で父親の伸博さん(当時57)をナイフで刺して殺害したとして、殺人の罪に問われ、公判で責任能力の有無が争点となっていました。9日の判決で、大津地裁の長井秀典裁判長は「残忍な犯行で、一定の計画性も認められ、刑事責任は重大」としました。その上で、「被害者の父親は被告に幼少から暴力をふるい、被告の精神状態に悪影響を与えた可能性があり、被告は犯行当時、統合失調症を発症していて、行動制御能力が低下していた」として、懲役6年を言い渡しました。
( 2007/10/09 15:12 更新)
上内さん告別式に200人 コンビニ強殺
犯行の動機について「自宅に近かったから」と、少年(19)が供述
今月6日、大阪府寝屋川市のコンビニエンスストアで起きた強盗殺人事件で、犠牲となった男性店員の上内健司さん(27)の告別式が9日、しめやかに営まれています。上内さんは今月6日、大阪府寝屋川市のコンビニエンスストアで、万引きをした19歳と15歳の少年2人を捕まえようと追いかけた末、ナイフで左胸を刺され死亡しました。9日午前11時半から、大阪府寝屋川市の斎場で営まれている上内さんの告別式には、親族や友人らおよそ200人が参列し、最後の別れを惜しんでいます。一方、逮捕された19歳の少年は警察の調べに対して、犯行の動機について、「自宅に近かったから」と供述していることが新たにわかりました。少年らはこれまでに「ビールが飲みたいから、万引きした」などと供述していて、短絡的な犯行が明らかになっています。
( 2007/10/09 12:40 更新)
幼稚園に脅迫文相次ぐ 河内長野市
警察は、同一犯とみて捜査(河内長野市内の私立幼稚園)
大阪府河内長野市で今年6月以降、幼稚園に相次いで「園児を殺す」などと書かれた脅迫文が送りつけられていることがわかりました。警察では同一犯とみて捜査しています。警察などによりますと、脅迫文は「次はあなたの番です」などと書かれていて、今月1日から2日にかけて、河内長野市の3つの私立幼稚園に相次いで封書で届いたということです。また、今年6月から7月にかけても、別の3つの幼稚園に脅迫文が送られていて、ある幼稚園に送られたものには、「30数年前に卒業したが、先生にいじめられていた。仕返しに園児30人を殺す」などと書かれていました。送られた脅迫文は、いずれも文面がパソコンで印字されていて、警察では、同じ人物による犯行の疑いが強いとみて脅迫と威力業務妨害の疑いで捜査しています。幼稚園では警備員を配置したり、警察もパトロールを行なうなどして警戒を強めています。
( 2007/10/09 12:41 更新)
「市税事務所」を7ヵ所開設 大阪市
効率的に税を徴収する専門組織
大阪市は9日から、効率的に税の徴収を行なうための専門組織「市税事務所」を、市内7箇所に開設しました。大阪市港区の弁天町市税事務所では、9日朝から税に関する市民の相談を受け付けています。今年度から国から地方への税源移譲がおこなわれるため、各自治体にとっては、市民税などの徴収がより重要となっています。このため大阪市では、税務に関する利便性を高め、効率的に税を徴収するための専門組織「市税事務所」を市内7箇所に開設しました。弁天町市税事務所の中谷嘉蔵所長は、「より専門的に人材育成をすることが、長い目で見て市民の皆様のサービスになってくると思います」と話しました。なお、これまで各区役所が取り扱っていた税証明書の発行や個人市民税の受付・事務手続きなどは、区役所で引き続きおこなわれます。
( 2007/10/09 12:28 更新)
松のコモ巻き
一足早い「冬の装い」(京都・福知山市)
9日は二十四節気のひとつ「寒露」です。京都府福知山市の公園では、松のこも巻き作業が始まりました。福知山市の三段池公園では、9日午前9時から作業員8人が松のこも巻きを始めました。この公園には15ヘクタールの敷地に2000本の松が並んでいて、毎年、寒さが増してくる寒露の日の前後を選んでこもが巻かれます。こも巻きは、冬眠のため地中に下りようとする害虫をこもの中に閉じこめて松を守るもので、虫を抱えたこもは、翌年の啓蟄のころに焼き払われることになっています。作業員は2人1組になって、ワラで編まれたこもを帯のように松に巻きつけ、ていねいに荒縄を締めていきました。週末までに全ての松の木にこもが巻かれると、公園は一足早い冬の装いを見せます。
( 2007/10/09 12:25 更新)
報道部では、
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