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21日鈴鹿でノリック追悼

 7日夜、川崎市内で交通事故死したレーシングライダー、阿部典史さん(享年32歳)の追悼行事が、全日本ロードレース最終戦(21日決勝、鈴鹿サーキット)で行われる可能性が8日、高まった。関係者は「チームやご家族の意向もあるが、これから話し合うことになる」とし、日本のレース界に大きな足跡を残した阿部さんへの感謝の気持ちを表せるよう検討を始める。阿部さんは今季、13年ぶりに欧州から全日本に復帰。総合3位で、最終戦に逆転王座がかかっていた。

 父でオートレース選手の光雄さん(58)によると、遺体は「体のあちこちにできた擦過傷がひどい」状態で、9日にも実家に戻る予定。光雄さんはオートレース出場のため静岡・浜松に滞在中だったが、7日夜、入浴中に連絡を受け急きょ欠場し帰京した。

 ◆事故現場にファン献花 JR川崎駅近くの事故現場には、8日朝からファンが続々と花束や線香、写真などを供えた。事故はUターン禁止の片側2車線の道路で4トントラックが左車線から急にUターン、右車線後方から来た阿部さんの500ccスクーターと衝突して発生した。現場は交通量こそ多めだが見通しもよく、通常なら事故が起こるような場所ではない。東京から友人2人と訪れた森崎恵さん(24)は「(公道での事故で亡くなったのが)悔しいです」と立ち尽くしていた。

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(2007年10月9日06時01分  スポーツ報知)

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