福岡県筑前町で、当時13歳の男子中学生がいじめを苦に自殺してから1年が経つのを目前にして、きょう、亡くなった男子生徒の母親が講演し、悲劇を繰り返してはいけないと思いを語りました。
きょう午前10時半から福岡県小郡市で開かれた、「いじめ問題を考える講演会」では、去年10月、いじめを苦にして自ら命を絶った福岡県筑前町の森啓祐さんの母親・美加さんが、遺族の思いを語りました。
会場に集まった親子連れなどおよそ80人は、子どもの苦しみに気づいてほしいという美加さんの訴えを、真剣な表情で聞いていました。