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山が動いた。高校歴史教科書の沖縄戦…

八重山毎日新聞  (2007-10-04 10:02:34)

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連想キーワード: 関与記述復活 仲井真県知事 削除撤回 拒絶 南京

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 山が動いた。高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決」検定問題は、ようやく新たな展開を見せはじめた▼記述削除の撤回を求める9・29沖縄県民大会に、11万人余という予想をはるかに上回る県民が参加したからである。これまで削除撤回をかたくなに拒絶していた文科省や政党もさすがに沖縄県民の心を無視するわけにはいかなくなった。仲井真県知事はこの沖縄県民の怒りの心をマグマに例えた。まさにそのマグマが山を動かしたのである▼文科省は政治的介入はできないと繰り返してきた。しかしこの問題は文科省審議官の意見に発端があり、納得できるものではなかった。当時の文科相、伊吹自民党幹事長は、パンドラの箱を開けたくないと発言した▼パンドラの箱の災いとは何か。伊吹幹事長が本音を漏らしたように、この問題が中国、韓国に影響を与えることだったのだ▼南京大虐殺や朝鮮人慰安婦問題など、文科省自ら災いと思って詰めこんだパンドラの箱。だが、集団自決の軍関与削除で、沖縄の怒りの心(マグマ)まで封じ込めようとしたことには気づかなかったのか▼沖縄県民の怒りを過小評価した文科省。それほどこの問題は軽く見られていたのだ。結果はまだ予断を許さないが、軍関与記述復活が実現してこそ、県民大会も成功したといえる。(草)

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