2007年10月6日 19時14分更新
6日午前、北アルプスの黒部峡谷で38歳の男性が登山道から転落し消防のヘリコプターで救助されました。
男性は、右腕などの骨を折る大けがをしているということです。
6日午前10時半ごろ、黒部峡谷の十字峡の付近で東京・江東区大島の会社員、久世直紀さん(38)が標高およそ1000メートルの登山道から30メートルあまり下に転落しました。
久世さんと一緒に登山をしていた同行者が十字峡の下流にある山小屋まで行って午後3時半ごろ電話で警察に救助を求めました。
久世さんはおよそ1時間後の午後4時半過ぎ、富山県の消防防災ヘリコプターに救助されて黒部市内の病院に搬送されましたが右腕や左の鎖骨を折る大けがをしているということです。
警察では転落した状況などについて調べています。