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【 会 期 】 |
2007年
9月 8日(土)〜
10月21日(日) |
【観覧時間】 |
10:00〜20:00(入館は19:30まで) |
【 休館日 】 |
9/10(月)、9/18(火)、9/25(火)
10/1(月)、10/9(火)、10/15(月) |
【 企画名 】 |
怪獣と美術−成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術−展 |
【 観覧料 】 |
会員480円 一般600円 学生(高・大) 300円 →割引入場券
*65歳以上、中学生以下及び障害者手帳等をお持ちの方は無料 |
【 主 催 】 |
(財) 三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー/東京新聞 |
【 展覧会図録 】 |
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「怪獣とは一体、何なのか」 |
怪獣は実在の生き物ではありません。その誰も見たことのない姿形を、誰も考えた事のないデザインで表現しようと試み、海外の“モンスター”と一線を画する日本独自の怪獣デザインの礎を築いたのが成田亨(なりたとおる・1929−2002)でした。 |
神戸で生まれた成田亨は幼い頃より絵画に興味を示し、将来画家になることを志して武蔵野美術学校へ入学します。在学中に彫刻への関心を次第に深め、卒業後は彫刻作品を新制作展に継続して出品します。1954(昭和29)年同校の研究科に進学した成田は、東宝映画で撮影中であった『ゴジラ』でのアルバイトをきっかけにして、撮影所で造形や美術の仕事に携わるようになります。
生業として関わった特撮美術の世界と「純粋芸術」の活動を平行するなか、1965(昭和40)年から成田は特撮テレビ番組『ウルトラQ』の特撮美術に加わります。そこで初めて怪獣デザインを手掛け、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』では個性的かつ美しい怪獣を生み出しました。自然界から得たヒントをもとに複数の要素を組み合わせて創り出したフォルムや、抽象化することによって生み出されたその特異な造形美は、今日でも高い人気を得ており、のちの怪獣デザインに大きな影響を与えています。 |
本展は、成田亨をはじめとして、成田亨が描いた怪獣を造形化した高山良策(たかやまりょうさく・1917−82)、さらに成田の後を継いで『ウルトラセブン』の怪獣デザインを手掛け第二次怪獣ブームを支えた池谷仙克(いけやのりよし・1940−)、今日の怪獣造形の第一人者である原口智生(はらぐちともお・1960−)の作品を紹介いたします。 |
この展覧会では、彼らの怪獣に関わる作品にとどまらず怪獣を主題としない絵画や彫刻作品も併せて展示し、分かち難く結びついたそれぞれの作品を同時に見ることで、怪獣デザインや造形が特殊なものではなく、彼らの創作活動の一環であるとおわかりいただけると思います。 |
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《ペロリンガ星人》 池谷仙克
1968年 36.4×25.0cm
鉛筆・ペン・水彩、紙
© 円谷プロ |
《エレキング》 成田亨
1967年 36.8×32.6cm
ペン・水彩、紙
青森県立美術館蔵
© 成田流里 |
《カネゴン》 成田亨
2000年 35.0×50.0cm
アクリル、紙
© 成田流里 |
《ジャミラ》 成田亨
1966年 36.5×19.8cm
ペン・水彩、紙
© 成田流里 |
《ライオン丸顔型》 高山良策
1972年 33.0×17.0×26.5cm
FRP
西村祐次蔵
© ピー・プロダクション |
《大魔神(武神像、魔神像)》
オリジナルデザイン:内藤昭
造形:原口智生
2004年
(武神像)85.0×49.0×30.0cm
(魔神像)85.0×65.0×31.0cm
FRP 中洲プロ蔵
© 角川映画 |
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〈 関 連 プ ロ グ ラ ム 〉 |
(1) ワークショップ |
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怪獣(かいじゅう)って、強(つよ)い? かわいい? かっこいい?
怪獣だっていろいろいるよね。
自由(じゆう)に想像(そうぞう)して、自分(じぶん)だけの怪獣をつくってみよう。
アルミホイルできみの顔(かお)を怪獣に変身(へんしん)させるよ!
怪獣のともだちをたくさんつくって、みんなであそぼう。 |
【日 時】 |
2007年9月22日(土) 10:30−16:00 |
【企画・進行】 |
NPO MAG-net(マグネット) |
【会 場】 |
三鷹市美術ギャラリー、三鷹市芸術文化センターB1F・アートスタジオ |
【対 象】 |
小学生(定員20人) |
【参加費】 |
2,000円(バス代別途) |
【応募方法】 |
往復はがき または fax にて 1)住所 2)氏名(ふりがな) 3)性別 4)学校名 5)学年
6)電話番号・fax番号(fax でお申込みの方には fax で返信いたします)
7)どこから情報を得たのか 8)往復はがきの方は返信用はがき宛先(住所・氏名)をご記入のうえ、
〒181-0013 三鷹市下連雀3-35-1 三鷹市美術ギャラリー「大決戦」係 宛(fax:0422-79-0030)
にお送りください。 |
【応募締切】 |
9月11日(火) 必着 ※受付は締め切りました。 |
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(2) 対談「成田亨を語る」 |
池谷仙克(美術監督)、成田流里、清水節(エディター&ライター) |
【日 時】 |
2007年9月23日(日) 14:00− |
【会 場】 |
三鷹市芸術文化センター2F 会議室 |
【対 象】 |
中学生以上〜一般(定員50人) |
【参加費】 |
無料(要電話予約0422-47-5122) ※定員に達しましたので受付は終了いたしました。 |
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(3) ワークショップ |
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紙(かみ)粘土(ねんど)を材料(ざいりょう)にして怪獣(かいじゅう)人形(にんぎょう)をつくります。 |
【日 時】 |
2007年9月29日(土) 13:00−17:00 |
【講 師】 |
トムラアツシ(怪獣芸術家) |
【会 場】 |
三鷹市美術ギャラリー、三鷹市芸術文化センターB1F・アートスタジオ |
【対 象】 |
小学生以上〜一般(定員20人) |
【参加費】 |
500円(バス代、高校生以上は観覧料別途) |
【応募方法】 |
往復はがき または fax にて 1)住所 2)氏名(ふりがな) 3)性別 4)学校名 5)学年
6)電話番号・fax番号(fax でお申込みの方には fax で返信いたします)
7)どこから情報を得たのか 8)往復はがきの方は返信用はがき宛先(住所・氏名)をご記入のうえ、
〒181-0013 三鷹市下連雀3-35-1 三鷹市美術ギャラリー「ねんど」係 宛(fax:0422-79-0030)
にお送りください。 |
【応募締切】 |
9月11日(火) 必着 ※受付は締め切りました。 |
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