2007年10月06日 更新
浦和ACL決勝進出なら中東長期合宿−チャーター機での移動検討
ACLから帰国後初の練習で汗を流す浦和のMF鈴木啓太(左)とDF坪井慶介。「できるだけ手を貸したい」というオシム監督の温情に応えたい(撮影・財満朝則)
浦和がアジアCL決勝に進出した場合、中東での長期合宿を検討していることが5日、分かった。「早めに入るのも工夫の1つ。環境のいいところでやるかもしれない」と浦和の藤口光紀社長が明かした。
日本サッカー協会は同日、浦和がACL決勝に進んだ場合、11月4日の天皇杯4回戦を同28日に変更することを発表。同7日の決勝アウエー戦前に1週間以上、日程が空くことになり、UAEなど練習設備の整った場所での合宿案が浮上した。
ACL準決勝の裏カードは中東勢同士の対戦で、決勝は必ず中東での試合になる。「時差もあるし気候も違うから、全然違う」とは中村修三GM。約2000万円かかる日本−中東間のチャーター機も、Jの協力の有無にかかわらず検討するという。この追い風を生かすためにも、まず重要になるのは24日のACL準決勝・城南一和戦(ホーム)。異例のシーズン中海外合宿で、浦和はアジアの頂を目指す。