2007年10月05日 更新

「PRIDE」が消滅!運営事務所が突然閉鎖、スタッフ全員解雇

 「PRIDE」が事実上、消滅した。DSE(ドリームステージエンターテインメント)から運営を引き継いだ「PRIDE FCワールドワイド」の都内事務所が4日、突然閉鎖され、約20人のスタッフ全員が解雇された。

 同社の元スタッフによると、米国在住のジェイミー・ポラックFC社長が3日にスタッフに招集をかけ、この日朝、電話による会議の席上、「20分以内に事務所から出ていってください」と、一方的に解雇を通告したという。

 97年10月に産声をあげたPRIDEは、4月8日の同34をDSE主催の最終興行とし、米UFCも所有するロレンゾ・フェディータ氏(米国)が発足させた「FCワールドワイド」が、5月のライト級GPから、新生PRIDEを再スタートさせる予定だった。だが、準備不足を理由に同GPは延期され、開催されないまま突然幕が下ろされた。