更新:10月5日 11:25インターネット:最新ニュース
米マイクロソフト、医療情報をネット管理・個人の病歴など保存
【シリコンバレー=村山恵一】米マイクロソフトは4日、個人が医療情報をインターネットで一元管理できるサービスを米国で始めた。提携先を通じて同サービスに対応した検査装置やソフトなども提供する。医療はIT(情報技術)による効率化の余地が大きいとされる分野。マイクロソフトは医療費増大に敏感になっている個人向けの仕組みづくりを主導し、医療のIT化市場で優位な立場を目指す。
新サービス「ヘルス・ボールト」は専用サイトを使い、病院などから入手した検査データや病歴、処方薬などの情報をまとめて保存する。医療専門の検索サービスも用意した。蓄えた情報は必要に応じて医師や介護者と共有。適した治療計画の立案や、同じ検査の繰り返しを防ぐことなどに役立てる。
[2007年10月5日]
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