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髄液減少症に保険適用訴える

記者会見したのは、脳せき髄液減少症の患者と支援者6000人余りで作る団体です。脳せき髄液減少症は、交通事故などの衝撃で髄液が体内に漏れ出し、激しい頭痛やめまいなどを引き起こすもので、一見すると健康な状態と変わらないため、病気と診断されないことも多いと指摘されています。今のところ、患者自身から採った血液を患部に注入して、髄液が漏れるのを防ぐ方法しか有効な治療はなく、患者団体の調査では、この治療を受けた患者の80%が症状が改善されたと答えています。ところが、この治療は健康保険が適用されていないため、1回当たり30万円から50万円の費用がかかり、負担が重すぎて治療を受けられない患者もいるということです。記者会見で患者団体の代表の栂紀久代さんは「わたしたちは病気を理解されず、心を傷つけられ、さらに経済的にも苦しんでいます。せめて健康保険の適用をお願いしたい」と訴えました。
もどる10月4日 18時49分
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