番組紹介

‘89年に深夜枠で放送された「奇妙な出来事」が「世にも奇妙な物語」とタイトルを改め、ストーリーテラーにタモリを迎えてゴールデンタイムに進出したのが‘90年。正味15分の3本だてオムニバスというそれまでのドラマにない形式、またその斬新な内容が圧倒的な支持を受け、レギュラーシリーズと平行する形で制作されてきた2時間の特別編も平均視聴率で20%を超えるという、フジテレビの看板ドラマに成長しました。

みどころ

 本多惣太郎(阿部サダヲ)は高校教師。ある朝、いつものように校門をくぐると、校庭に人だかりができていた。人だかりの向こうには、整然と並べられた無数の机。そばにいた生徒に事情を尋ねるが、どうも要領を得ない。いらだちながら受け持ちクラスの教室に行くと、綺麗に机だけがなくなっている。本多は、生徒に向かって「早く席に着け」と怒鳴るが、生徒たちは、席がないから席には着けない、と本多を馬鹿にするように笑う。生徒たちの視線の先を追うように本多が窓から校庭を見下ろすと、件の机は、数字の“9”を形作っていた。「9?」本多は、これを生徒たちの嫌がらせだと考えた。日ごろから生徒に馬鹿にされている本多は、いらだちと怒りを隠せない。しかも翌日、校門をくぐった本多の目に飛び込んできたのは、またもや校庭に並ぶ机の群。今度は、数字の“8”だ。怒りに震え犯人を捕まえると意気込む本多は、その夜、学校に泊まり込むが、時計の針が午前0時を指すと同時に、耐え難い睡魔が襲ってきて…?
 この阿部主演でお送りする『カウントダウン』ほか、意志を持つ不思議な自動販売機との交流を描いた城島茂主演の『自販機男』、3年後の同窓会に行った主人公を待っていたのは30年後の同級生、石原さとみ主演の『未来同窓会』。そして、恋と運命のいたずらをテーマに描く、白石美帆主演の『48%の恋』など、バラエティーに富んだ全5編でお届けする。

キャスト

『未来同窓会』
 石原さとみ ほか

『カウントダウン』
 阿部サダヲ
 MEGUMI ほか

『自販機男』
 城島茂 ほか

『ゴミ女』
 松下由樹 ほか

『48%の恋』
 白石美帆
 岡田義徳 ほか

スタッフ

■脚本
 森 ハヤシ
 加藤公平
 ブラジリィー・アン・山田
 相沢友子
 佐藤万里

■企画
 石原 隆
 金井卓也

■プロデュース
 岩田祐二

■演出
 城宝秀則
 植田泰史
 松木 創
 村谷嘉則
 岩田和行

■音楽
 配島邦明

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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