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パーキンソン病:韓国の有病率は世界最高水準

 韓国のパーキンソン病有病率が世界最高水準であることが分かった。しかし、パーキンソン病患者の66.7%は単純な老化や痴呆と誤診され、適正な治療を受けられずにいるという。パーキンソン病は、度重なる頭部への衝撃、精神安定剤の過度な服用などにより、脳神経伝達物質であるドーパミンの分泌が不足して起こる病気で、全身の震えが続き、筋肉が硬直する症状を示す。

 成均館大医学部・社会医学教室のチョン・ヘグァン教授チームが、疾病管理本部の支援を受け、今年6月‐7月まで江陵市在住の65歳以上の老人2238人を対象に標本調査を行った結果、患者数が10万人当り2060‐2993人と推定された。男女別で見ると、男性の807人に比べ女性が2020人と、女性の有病率のほうがはるかに高かった。

チェ・スヒョン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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