カンボジアでは児童買春・人身売買の被害が多く出ています。
性産業に無理やり従事させられる児童買春問題では8,000人~15,000人の子どもが被害にあっているといわれます。その背景の一つには「貧困」があります。
かものはしプロジェクトはこの問題を解決するべく活動しています。
現在、主力としている事業は「コミュニティーファクトリー事業」です。
この事業の目的は、貧しい農村にて職業訓練及び雇用を提供することで、子どもが売られたり、人身売買の元となる危険な出稼ぎを防ぐことにあります
この事業の特徴は訓練後の雇用までサポートするために、農民が作った商品をかものはしがマーケティングし販売していくというビジネスとNGOをミックスさせた事業である点です。
今回、日本人駐在員を募集します。コミュニティーファクトリー事業を推進すること、及びその事業拡大に伴う組織基盤の整備することがその業務となります。
コミュニティーファクトリーの詳しい説明はこちらから
- ◆職種:カンボジア、プノンペン及び農村部での駐在員
- ◆業務内容
- (1)カンボジア事務所全体の運営
- (2)コミュニティファクトリー事業(農村における職業訓練及び雇用創出する)のマネジメント
- (3)バックオフィス業務の構築及びマネジメント(人事・経理・法務・総務)
- (4)孤児院の子どもたち向けのPCスクール事業、関連するITプロジェクトのマネジメント
- ◆期待される能力
- ・カンボジアの児童買春問題、貧困問題に強い関心を持ち、かものはしプロジェクトのミッションに共感できる方
- ・ カンボジア人、日本人スタッフと丁寧にコミュニケーションが取れる方
- ・ 原則として大学卒業、社会人経験3年以上
- ・ 英語での調整・交渉等が可能なコミュニケーション能力があること
(TOEFL600点以上、CBT250点以上、TOEIC750点以上程度) - ・ アントレプレナーシップがある方
- ・ 事業立案・運営能力がある方
- ・ 一定の人事・経理・法務・総務における知識を持っていればなおよし(実務はできなくても可)
- ◆期間
- ・2008年1月~ 最低3年 (開始時期は調整可能)
- ◆待遇
- ・15万~20万円程度(経験に応じて)
- ・社会保険・海外駐在保険完備
- ◆選考の流れ
- (1)エントリーシート提出(提出前後に説明会を実施します)
- (2)説明会(説明会参加されない方には一次面接にて団体説明を個別に行います)
- (3)一次面接
- (4)二次面接
- (5)採用決定
- ◆採用後の流れ (時期は調整可能です)
- 1 日本事務所での研修(1月から一ヶ月程度)
- 2 カンボジアでの研修(2月)
- 3 通常業務開始(3月~)
- ◆エントリーシート提出締め切り
- ・10月20日
- ◆エントリーシートのダウンロード
- ダウンロードはこちらから
- ◆問い合わせ(担当:岩澤)
- recruit2007@kamonohashi-project.net
◆カンボジア事業担当 理事 本木(共同代表)からのメッセージ
こんにちは!
私たちはNGOとして活動していますが、強いビジネス志向を持っています。職業訓練をするだけではなく、その結果、村の人たちが生産した製品を販売することで、収益を出し、その収益で次のプロジェクトを作っていきます。
日本側ではIT事業部があり、企業のWEBサイトを製作しています。活動の主な資金供給源となっており、コミュニティーファクトリー事業を加速させています。
「ビジネスがしたいのか?それともNGO活動がしたいのか?」私たちはよく、そう聞かれます。私たちはカンボジアで児童買春の被害にあう人たちを守りたい、人身売買の被害にあう人たちを守りたい、その活動を持続的に、そして拡大的に行うために、ビジネスをミックスさせた活動を行っています
◆カンボジア駐在員 大窪からのメッセージ
カンボジアでカンボジア人と日本人の架け橋として働くことは毎日驚きと学びがあります。業務は多岐にわたり、チャレンジも多いですが、その分成長を感じるときたときの喜びは大きいです。村の女の子たちの成長とともに自分も成長していることを強く実感することができます。
同じ志を持つチームとして互いに学びあい、創りあげていく楽しさを共有し、共に結果に結びつく仕事をしましょう!