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「夫は外、妻は家庭」に「反対」、過半数に 内閣府調査

2007年09月29日20時46分

 男女の地位が平等だと感じている人の割合が20.9%と過去最高を更新したことが、内閣府が29日付で発表した世論調査で分かった。ただ、調査を始めた95年から1.4ポイントしか増えておらず、内閣府男女共同参画局は「女性の社会進出を促す施策を進めてはいるが、劇的に改善するのは難しい」としている。

 全国の成人5000人を対象に今年7、8月に調査。3118人が回答し、回収率は62.4%だった。

 社会全体での男女の地位について聞いたところ、「男性が優遇されている」は「非常に」「どちらかと言えば」をあわせて73.2%。「女性が優遇されている」は4.2%にとどまった。

 また「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」という考え方に「反対」と答えたのは52.1%で初めて過半数になった。

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