考えることと迷うこと
だいぶご無沙汰してしまいました。
というのは、私はずっと仕事上のトラブルを抱えていたのです。
①「あんな講師は辞めさせるべきだ」
という匿名のメールが私の学校に届きました。
これは、すぐに大問題になりました。
私は一時、講義を大幅に減らされました。
そのメールの信憑性はともかく、
「こういうトラブルを抱えた人には講義は依頼できない」
ということになったのです。
資格試験予備校は、評判が命です。
私が予備校の担当者でも同じ決断をしたかもしれません。
学校としては、ある意味、仕方がないことではあります。
②しかし、いつも思うのですが、なぜこうした
「非生産的」
で
「不毛な」
ことに力を注ぐ人が多くいるのでしょうか?
講師を批判し、おとしめても、何もいいことはありません。
受験は
「合格するために」
するのであり、講師を批判しても、合格には近づきません。
人生の貴重な時間を、そんなもったいないことに使ってはいけません
③私はいつも、受講生のみなさんに
「考えることと迷うことは違う」
というアドバイスをしています。
ここで
「考える」
とは、目の前の
「課題」
に取り組み、コンスタントに学習を継続することを言います。
それをしてこそ合格できるのであり、自己実現につながるのです。
「迷うだけの時間」
は、ただの無駄時間です。
迷いながらも、辛いながらも、ご自身を高め、前に進むことです。
試験勉強のコツは単純です。
ただこの単純なことが、なかなかできないのですよ。
ちなみに今、私は山のような講義の依頼が復活しました。
もう、大丈夫ですよ。
ただ、逆に忙しくてみなさんの質問に答えることがなかなかできません。
もう少し待ってくださいね。
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