ここから本文エリア 大阪拘置所で朝日新聞の購読求めた被告の請求棄却2007年09月28日 大阪拘置所(大阪市都島区)に勾留(こうりゅう)されていた被告が、拘置所内で希望した新聞が読めないのは思想・良心の自由を保障した憲法に違反するとして、国に慰謝料など220万円の支払いを求めた訴訟の判決が28日、大阪地裁であった。西川知一郎裁判長は「拘置所内で自由な購読を許せば事務量が激増し、業務に支障を及ぼす。一定の合理的な制限は許される」として訴えを棄却した。 訴えていたのは、傷害罪で起訴(1月に有罪確定)された釜ケ崎地域合同労組の稲垣浩委員長(63)。判決によると、稲垣委員長は大阪拘置所に収容後の05年1月、自費による朝日新聞の定期購読を申し込んだ。だが拘置所は、購読紙を収容者への希望調査で上位2紙となった読売新聞と産経新聞に限定しているとして拒否した。 PR情報関西ニュース
|
ここから広告です 広告終わり お知らせ関西の企画特集関西の特集
朝日新聞社から |