突然ですが質問です。
皆さんが一番旅をするのが難しいと思う地域はどこでしょうか?
頭の中で答えてみてください。
- アジア
- ヨーロッパ
- 北米
- 南米
- アフリカ
ありがとうございます。
8万票差で
5.アフリカ
という答えが返ってきました。
そうだと思います。
アフリカ大陸と聞くと、インフラもまだまだ発達しておらず、交通手段もあまりなく、一体どういったものを食べているんだろう…という想像をする方が多いのかと思います。
僕もそうでした。
アフリカを旅するのは、一人で旅するのなんて難しいんじゃないか。
そういう風に思っていたんです。
けれど、実際はそうではありません。
アフリカ大陸でも旅がしやすい国はたくさんありますし、独特の文化に触れることができ、本当にワクワクする大陸だったと今は思っています。
今回はそのアフリカ大陸の中で、僕が一番旅をしやすいと思った国、そして魅力たっぷりの国“モロッコ”を紹介したいと思います。
この記事を読んだ後、あなたはきっと
モロッコに恋をしているはず。
列車もバスも充実!長距離移動の心配なし!
photo byYassine Abbadi
旅先で気になるのが移動手段ですよね。
モロッコってどうやって移動したらいいのか?
モロッコでは基本的に大都市間の移動は長距離バス、もしくは列車になります。
例えば、モロッコの代表的な都市カサブランカから歴史的な建造物で有名なマラケシュまでの移動ですが、カサブランカの空港からマラケシュまで約3〜4時間の列車旅ができます。
料金は1等と2等で異なりますが、およそ1000円から2000円程度。
バスで移動しても同じくらいの時間がかかります。
事前に予約しておきたいのであれば、バスの場合CTMという会社が予約可能になります。(ただし2日以降先のもののみです)
料金は1000円程になるので、列車とほぼ変わりません。
マラケシュとカサブランカはそこまで離れていませんので、マラケシュ着の飛行機が高い場合は、カサブランカに降りてからマラケシュへ移動するという方法も良いかもしれませんね。
また、モロッコでは夜行バスや夜行列車も走っていますので、宿泊費用をうかせて夜行列車や夜行バスに乗るという方法もとることができます。
値段も非常に安く、クラスもそれぞれですので皆さんの旅のスタイルに合わせて移動手段を選ぶのが良いかもしれませんね。
日本でも大人気!モロッコ料理がめっちゃうますぎる!
モロッコ料理って実は知らず知らずのうちに皆さん口にしたことがあるかもしれない“あの料理”が代表的なものなんです。
タジン
photo by yosibiroum
タジン鍋は北アフリカでよく食べられている料理で、とんがり帽子のような形の蓋が特徴の独特なタジンという鍋を使い、主に肉を野菜や豆と一緒に蒸し焼きにした料理のことです。
日本ではヘルシーフードとしてよく知られています。
水を入れず、野菜から出る水分だけで調理される場合がほとんどで、野菜の旨味と栄養がたっぷり詰まっており、調理前はたっぷり入っていた野菜も蒸された後は非常にコンパクトになっていて、野菜を手軽にたくさん食べれるという事でも非常に人気です。
僕のオススメは日本ではあまり見かけない魚のタジン鍋。
モロッコの港町ではよく食べられている料理ですので、ぜひ野菜と魚のタジン料理を食べてみてください。
日本で買うならシリコンのタジン鍋がとっても便利です。
クスクス
photo by Lottie's pets & stuff
一見お米のように見えるクスクスなんですが、実はこれ小麦粉からできてるのでパスタの一種なんです。
直径1mm程度のパスタで、粒状のものになっていますので、皆さんが知っているパスタの概念を覆してきます。
クスクスはモロッコを含む北アフリカでよく食べられる料理ではありますが、イタリアやフランスなどのヨーロッパ諸国でも見かける事があります。
サフランで味付けされたものが一般的ですが、トマトやブイヨンなどで味付けされたものもあります。
正直人によって好みは分かれる料理かもしれませんが、好きな人はとことんはまってしまうという魅惑の料理ですので、ぜひモロッコへ行った際には食べてみてください。
パスティラ
photo by dreamoo
あまり知られていないかもしれませんが、これこそモロッコで超有名な伝統的料理パスティラです。
見た目の通り、モロッコ風ミートパイといっても良い料理なんですが、日本人が考えるミートパイとは随分違い、甘い層としょっぱい層があるんです。
鶏肉を香辛料などで煮込んだしょっぱい層とアーモンド、シナモン、砂糖などでできた甘い層があり、不思議な感じがする料理です。
モロッコでは特別な日に食べる料理のようですが、内陸部のレストランではよく見かけますので、ぜひ挑戦してみてください。
乙女もイケメンも心くすぐられるモロッコ雑貨
アフリカの雑貨と聞くと連想されるのはどんなものでしょうか?
木彫りのライオン?槍?赤い布?
確かに、東アフリカに行くとそういったものもよく見かけます。
しかし、モロッコで見かけるのはまったく別物。
www.instagram.comなんですかこの可愛い食器類。
先ほど紹介したとんがり帽子のタジンなんかも並べられていますね。
モロッコではこういった色とりどりの美しい食器がたくさんお土産品として売られています。
忘れちゃいけないのがこのバブーシュと呼ばれるサンダルですね。
ヤギやラクダの皮を使って作られたモロッコ風のサンダルは、デザインも可愛く日本で履いたら注目度がぐんっとあがります。
男性用ももちろんありますので、ゆるカジ系やエスニック系の服が好きな人はとても重宝できるので是非買ってみてください。
www.instagram.comモロッコの市場を歩いていると必ず目にするのがこのモロッコ風ランプ。
カラフルなガラスや不思議な形をしたモロッコ風ランプは部屋のインテリアにちょうど良いアクセントになること間違いなし。
日本でも購入可能ですが、現地で買えば半額以下で購入できます。
サイズもいろいろありますので、是非お土産に小さいサイズのランプを購入してみてはいかがでしょうか?
これくらいのサイズのものならお土産で買えちゃいますね。
物価の基準はおよそ日本の半分程度!
東南アジアなどを旅した事がある人からすると、モロッコの物価は多少高く感じるかもしれませんが、それでもおよそ日本の半分程度です。
先ほど紹介したタジン鍋やクスクスは夕食に食べる事が多いと思いますが、一食だいたい500円前後で食べる事ができます。
宿代も500円から1000円程ですね。
モロッコの宿ですが、もちろんバックパッカー御用達のドミトリーもたくさんありますが、モロッコの伝統的家屋であるリヤドという建物を使ったものも多くあります。
な…なんちゅう可愛い内装…
リヤドは1000円程度で泊まれるところから、1泊10000円を超えるものまで様々です。
安いリヤドでも真ん中部分が吹き抜けになっている作りは多くありますので、雰囲気を味わうだけであれば安いリヤドに泊まるのでも大丈夫ですよ。
移動代などを考えると、1日の予算目安はだいたい2500円〜3000円、多くても5000円程度と考えて大丈夫です。
ただ、モロッコはムスリムの国になりますのでアルコールがちょっぴり高め。
各大都市のカルフールで購入すれば、日本とあまり変わらない値段で買う事ができますので、ビールやワインを飲みたい方はカルフールへ行くようにしましょう。
砂漠の真ん中で星空をみながら飲むお酒は格別に美味しいですよ。
(ゴミは持ち帰りましょう!)
目指せインスタグラマー!フォトジェニックなモロッコがやばすぎる!
実は、モロッコはとんでもない写真スポットばっかりだってご存知でしたか?
インスタグラムでモロッコの都市の名前を入れると、次々と出てくるんです。
メルヘンチックな青の街シャウエン
www.instagram.comwww.instagram.com
なんじゃこの真っ青な街は。
これはシャウエンというモロッコの北東にある都市で、町中の壁が様々な青色で塗られている事で非常に有名な街です。
どこで写真を撮ってもフォトジェニックな写真ができるという事で、超人気。
Googleが完敗!?迷宮都市フェズ
世界遺産のフェズは迷宮都市とも呼ばれ、なんと天下のGoogle mapでさえもその道全てを表す事が不可能だと言われています。
一度迷うと出口がまったくわからなくなりますが、どこからともなくガイドが現れ近くの門まで案内してくれます(ただし有料の場合が多い)
小道を散策してると、ワクワクするような出会いがあるかもしれませんね。
永遠と続く広大なサハラ砂漠
やっぱり忘れちゃいけないのが、サハラ砂漠ですね。
どこを見渡しても砂、そしてラクダ。
一般的なのはメルズーガと言う砂漠の街からラクダに乗ってサハラ砂漠を突き進む一泊二日のツアーです。
砂漠の真ん中で宿泊するので、満天の星空が見えるという事でも知られており、感動する一夜を過ごす事間違いなしですね。
モロッコには他にもたくさんの名所があります。
それぞれの都市で異なる魅力を持ち、フォトジェニックなスポットもたっぷりなモロッコでインスタグラマーデビューするっていうのも良いのでは!?
他にもモロッコの魅力的な都市はたっぷり。 ルートなどを事前にガイドブックでチェックしましょう。
ワクワクしたら今がその時!モロッコ旅へ出かけよう!
『旅人はモロッコに恋をする』
本当にその通りだという事がわかっていただけたでしょうか。
交通網が発達しており、美味しい食事が食べれて、物価も高くない。
その上、素晴らしい絶景の連続。
これだけの魅力が兼ね備わっている国はなかなかありません。
しかも、多くの人が旅をするのが難しいと考えていたアフリカ大陸です。
ただ、やはりアフリカ大陸での一人旅をするのには少し不安があるという方もいると思います。
そういった方には“海外育成企画タビイク”がオススメ。
今年の夏、初モロッコ開催が決定し9月の集合日が発表後即満員となってしまった為、急遽8月末にも1プラン増設したようです。
是非、今年の夏は今までと違う旅を楽しんでみてください。
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