宇宙好きの君! あ! そう! 今振り返った君!
天文宇宙検定というものがあるのを知ってますか?
その名前の通り、天文と宇宙に関連する検定です
タイトルが挑戦的な文句なんですけど、
実は私もこれを知ったのは数ヶ月前。。。
天文部長やっててお恥ずかしい限りや はぁ。。。
今回は、そんな天文宇宙検定がおもしろそうなので紹介しましょう!
天文宇宙検定とは
天文宇宙検定とは、別名「星検」とも呼ばれている天文宇宙関連の検定試験です
簡単に言ったら、宇宙・天文に関心がある人が
「目標をもって楽しく段階的に学べるようにする」ためのもの
宇宙かっこええなぁ〜、星空きれいだなぁ〜
と思って、ちょっと学びたい時に、目標なんかが欲しいですよね!
そんな時に、段階ごとにゴールがはっきりしていれば、合格して嬉しいし学習も長続きしそうですね!
出題テーマはガッチガチの学問的なことばかりではなく
星空に関すること全般です
星座や暦などなど、生活文化に関連するような文系っぽい内容も出題されます
あ、ちなみに物理の計算とかは出て来きません!
どっちかというと丸暗記問題がほとんどです
いやぁ、物理の計算とか出てくるだけで、身震いする方も結構おるんやけど、ここは安心やな! よかったぁ
テーマ分類は公式に上がっててこんな感じです
星空観察・観測 / 星・宇宙 / 宇宙開発・探査 / 宇宙観の歴史 / 星と生活
何級が何レベル?
何級かレベルを指定して、検定を受けることができます
それぞれ、何級がどれくらいの難易度なのか、一覧にしておきましょう
5級 | 星空初心者のスタートレベル | 最近学び始めた方 |
---|---|---|
4級 | 星空愛好者の必要レベル | 一通りの基本知識をお持ち方 |
3級 | 星空愛好者の目標レベル | 基本内容を理解し、応用のきく方 |
2級 | 星空エキスパートの必要レベル | 深い知識を持ち、基本内容は解説もできる方 |
1級 | 星空エキスパートの目標レベル | 深い理解のもとに解説や指導ができる方 |
個人的な会見ですが、1級を取れれば、
プラネタリウムの解説員なみの知識があると思います
解説できるかどうかはまた別の話やけども
ただ、1級は2級合格者のみ受験できます
ということで、最短を目指したい方は2級を受けることになります
あまり自信がない、という方は4級を(できれば3級を)目指してほしいです
5級はちょっと勉強すれば取れる難易度なので、受けなくて良いと思います
級持ちのメリット
天文宇宙検定で1級をとったからと言って、
別になにかで優遇されることはありません
漢検、英検みたいな「効果を持った資格」ではない感じです
取得しても公式的なメリットはないです
どちらかというと、目安や目標となると思います
個人的には自慢に使いうことになると思うなぁ
「天文宇宙検定で一番難しい1級もってるよ」といえば、
ちょっと「すご〜い」とか言ってもらえそうやし、、、
あと、私のオススメはメリット2つあります
①高校の天文部 部員の目標にする
高校の天文部の目標にするのは良いと思います
勉強の目標にもなりますからね!
それと特に、何を勉強すれば良いかわからないってのが多いんです
これの対応策として、天文宇宙検定を指針がわりにするのがオススメです
2級くらいをとれば、ある程度の天文部としての知識はついてることになりますよ
②ボランティア活動の対策
私もやってましたが、「地域の子供達に星空教室を開く」なんてボランティアって結構あるんですよね!
それのスタッフとして動く際に、天文宇宙検定の勉強をしておくと、
子供に質問されてもほとんどのことは返せますし、自分の自身にもなります
私の場合、子供に「なんで、お月様はいつもうさぎの方を地球に向けてるの?」と聞かれて答えられなかったことがあるんですよ
これは冷や汗&申し訳なさMAXでしたわ。。。(汗)
確かに、月は常に地球にうさぎの面だけ向けて、裏側を見せることはないんですよね
例題をすこし
公式ホームページで例題を、見ることができます
3問だけ、引用させてもらいましょう(星の数は難易度です)
☆☆夏の大三角形を構成するそれぞれの星が属する星座の名前をひらがなで答えなさい
デネブ:
アルタイル:
ベガ:
わかりましたか?
答えは次のようになります
デネブ:はくちょう座
アルタイル:わし座
ベガ:こと座
これは星座の問題でしたね
こういう問題や、星座神話の問題、星雲の問題なども出題されます
お次は、宇宙物理に関してです
☆☆☆星も生物と同じように、誕生から進化を経て最期を迎え、一生を終える。太陽の寿命が尽きた後に残るものとして予測されるものを選びなさい
①褐色矮星
②白色矮星
③中性子星
④ブラックホール
答えは
②白色矮星 です
星は死んでしまう時、星の重さで将来が変わります
太陽質量の10倍以下程度の星が死ぬと、白色矮星へ
10倍〜30倍の星が死ぬと、中性子星へ
30倍以上の星が死ぬと、ブラックホールになります
つまり、太陽は白色矮星になるわけです
ちなみに、褐色矮星は核融合が始まるまで、ガスを集めきれず恒星になれなかった星です
ちょっと違うんですが、木星みたいなもんです
最後の問題は、ロケット探査機などについてです
☆国際宇宙ステーション(ISS)に設置された日本実験棟の名前はどれか
①きずな
②ひので
③きぼう
④あかり
⑤あかつき
答えは
③きぼう です
国際宇宙ステーションの日本の実験棟は「きぼう」という名前です
どこかで聞いたことがある方が多いと思います
公式のテキストがある
例題は公式ホームページに載ってるんですが
それだけの勉強ではもちろん合格しないと思います
専用のテキストが売っているので、勉強したい方はそちらを購入するとオーソドックスなパターンです
また、問題集も販売されているようです
級ごとに編集されているので、ピンポイントに対策できるのがうれしいところ
1級のテキストと問題集
2級のテキストと問題集
3級のテキストと問題集
4級のテキストと問題集
1級の公式テキストだけ 、パッケージが違ってガチって感じですね。。。
料金と申し込み方法
料金と申し込み方法についてです
こちらの応募詳細から申し込みできます
料金については、以下の通りです
(第何回かで、すこし変動があるかもしれません)
【個人申込み 1人受験】
5級:3000円
4級:3500円
3級:4000円
2級:4500円
1級:6200円
5級・4級併願:6100円 ←5級と4級を両方受験される方
4級・3級併願:7100円 ←4級と3級を両方受験される方
3級・2級併願:8100円 ←3級と2級を両方受験される方
【家族・団体申込み 2人以上受験】
5級:2700円
4級:3200円
3級:3700円
2級:4200円
<家族・団体申込みには、併願料金はございません。>
・1級は2級合格しないと受けられません
・年齢制限はありません
・連続する2つの級を受けることができます
・1級2級は70%正解で合格です(難易度により変更あり)
・3級4級は60%正解で合格
・合否はネットで確認できます
まとめ
というわけで、天文宇宙検知の紹介でした!
「宇宙とか天文好きなんよぉ、結構知識あるでぇ!」とか
知らないおじさんが言っても、全然説得力ない!
私もこれを2級ぐらいは取っておきたいです テキスト買わな、、、出費が、、、