SSD換装を決意
SSD換装の話題が多かったので、SSDってそんなに良いの?そんなに変わるものなの?と思っていたのですが、どうやらHDDからSSDに交換すると爆速マシーンになるらしい…
OMGさんの記事を読んで「ノリとバイブス」って言葉に後押しされSSDに交換することを決意しました。勝手に言及してしまい申し訳ないです…
ただ自分が使用しているのはMacBook Pro…運が良かったことに2012 midモデルは交換が可能とのことでした。
交換を考えている方は、自分が使用しているPCが交換可能か調べてから実施するようにしてください。
交換をする際に参考にさせて頂いた記事も紹介させていただきます。
ド素人の私がMac Book Pro(mid 2012)をSSD500GBに換装し、さらにEl Capitanにしてみた。 | 漂流くらぶ
SSDにするメリットって?
SSDに変えると何が良いの?って思う人が多いと思います。
HDDからSSDに変えることによって得られるメリットは、データ処理能力が高速化することが一番のメリットですね!さらに、静音性や発熱が少なく省電力であることです。
デメリットとしては、HDDよりも価格が高いところですね。500GBのSSDなら20,000円程度で購入できるので、新しいPCを買うよりも断然お得な気がします。
用意するもの
SSD換装に必要なものを書いていきたいと思います。
購入したSSDは『SAMSUNG SSD 850EVO 500GB』を購入しました。MacBook Proには850EVOを使用している方が多くいらしたので、SAMSUNG製のSSDにしました。5年保証も付いているので、かなりオススメです!
MacBook Proの裏蓋を外すための精密ドライバーのNo.00が必要です!
MacBook Proに内蔵されているHDDからマウントに取り付けるためのネジを移植するためには、T6規格のヘクスローブドライバーが必要になります。
SSDをフォーマットするためにSATA-USB3.0変換アダプターも準備しましたが、使わずにSSDのフォーマットができました。
取り出したHDDから直接バックアップを取りたい方は準備しておいてください。
外付けHDDからでも復元ができるので、お持ちの方はしっかりとバックアップを取っておいてくださいね!
用意するものをまとめておきます。
- SSD 2.5インチ(PCに対応している物)
- 精密ドライバーNo.+00(裏蓋用)
- ヘクスローブドライバー T6(ネジ移植)
- SATA/USB3.0変換アダプター または 外付けHDD(バックアップ用)
以上です。
手順まとめ
手順につきましては下記の通り。
- バックアップをとる
- HDDからSSDに交換
- SSDをフォーマット
- OS再インストール
- バックアップから復元
- TRIMの有効化
大切なデータが消えてしまうかもしれないので、必ず作業前にはバックアップを取っておいてくださいね!
MacのSSD換装につきましては、何かあっても責任は取りませんので自己責任で実施してください!
SSD換装方法
それでは作業開始!!
外付けHDDをお持ちの方は、Time Machineよりバックアップを取っておいてください。
MacBook Proの裏蓋を固定している10本のネジを+00の精密ドライバーで外してください。取り外す箇所によってネジの長さが違ってくるので、自分がわかりやすいようにネジを並べることをオススメします。
HDDの固定バーに止まっている+00のネジを2本外して固定バーも外してください。(ネジは全て抜けないので注意)
HDDに挿さっているアダプターを慎重に外してください。
HDDに装着してあるT6のネジを外してください。これがないとSSDを元あった場所に固定することができないので、忘れずに外してSSDに付け直してください。
あとはHDD取り出した手順と逆に進めば完了です!メモリの増設ぐらいしかやったことがない僕でも簡単に装着することができました!
MacBook Proの裏蓋を開ける機会なんて滅多にないので、エアダストなどを駆使してしっかりと掃除をしておきましょう!
SSDのフォーマットから復元
HDDとSSDを交換しただけではただの置物なので、SSDのフォーマットから復元までの手順をさらっと書いていきます。
MacBook Proの電源をいれた直後に『コマンド(⌘)+R』をリンゴマークか地球儀が表示されるまで同時に押し続けてリカバリーモードに移行します。地球儀のアイコンまたはマークが表示されるので、インターネット接続をします。
もしリカバリーモードに移行しない場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
macOS を再インストールする方法 - Apple サポート
OS X ユーティリティに移行したら『ディスクユーティリティ』に移動します。
上の画像手順に従ってSSDのフォーマットをしていきます。『ディスク選択→消去→フォーマット:ジャーナリングを選択&名前を自由に選択→右下の消去』で完了です。
OSを再インストールしないとバックアップから復元ができないので、フォーマットされたSSDにOSをぶち込んでいきます。『OS Xを再インストール』からOSをインストールしてください。Mountain Lionがインストールされますが、問題ないので気にせず作業を進めましょう!
あとは『Time Machineバックアップから復元』で終わりです。自分はOS X ユーティリティから復元しましたが、Appleサポートに復元方法が書かれているページがあるので参考にしてみてください!
TRIMの設定も忘れずに…
TRIMの設定をしっかりとやっておきましょう。SSDを長期間使い続けた時のパフォーマンス低下を防ぐ役割があるそうです。
TRIMについて詳しく知りたい方は、参考になった記事をはっておきますのでそちらを参考にしてみてください。
El Capitan SSD TRIM の 有効化 – 禁断の果実
『このMacについて→システムレポート→SATA/SATA Express』から確認ができます。
TRIMのサポートが『いいえ』になっているので、ターミナルからコマンドを入力しなくてはいけないみたいです。
spotlightに『ターミナル』と打つとターミナルが表示されるので開いてください。
ターミナルが開いたら、『sudo trimforce enable』と打ち込んでください。
データが壊れたり消えたりするよって警告文が表示されます。2回大丈夫ですか?と聞かれるので、『y』を2回打ち込んで再起動したら完了です。
システムレポートからTRIMのサポートが有効になっていればミッションコンプリートです。
もはや違うPCになりました
SSD換装してから数日が立つのですが、めちゃくちゃ快適!今まで使ってたPCには戻れないですね。
『Blackmagic Disk Speed Test』でデータ転送速度を測ってみたところ、HDDの6〜7倍の速度が出ていました。
この数字だけ見てもわからないですよね…笑
起動やアプリケーションが開くまでの時間を計測しました!
ビフォー
Photoshop:1分45秒
Illustrator:2分17秒
起動(Pass入力からクロームが開くまで):4分30秒
アフター
Photoshop:14秒
Illustrator:20秒
起動(上記と同じ) :16秒
この差よ!クッソ早い。電源を入れてからすぐ作業に移れるって素敵。っていうか、今までどんだけ遅かったんだよって思いました。笑
勇気を出してやってみよう!
正直、SSDを交換するのって勇気が必要ですよね…SSD換装するのが初めてなら少し躊躇っちゃいますよね…
MacBook Proを購入した直後にメモリを16GBにして以来の作業でしたが、こんなに簡単にすんなりと交換できるとは思ってなかったです。
この記事を読んで「SSD換装やったろ!」って思った皆様…何回も言わせてもらいますが、自己責任でよろしくお願いします!
WindowsPCをお使いの方はhesochaさんの記事が参考になるので、SSD換装を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
まとめ
5年も使っていれば動作ももっさりするよねって思ってましたが、SSDに変えてからは「今まで使ってたPCはなんだったの?」ってくらい爆速PCになりました。
今までHDDが搭載されているPCしか使ったことがなかったのですが、これから新しいPCを購入するときはSSD搭載にしようと思います。
愛着の湧いたMacBook Proに約25,000円投資しただけで、これだけ快適になるのであれば安い買い物をしたと感じました。
新しいPCを買うよりも愛用してたPCを自分の手でアップグレードしてあげることも一つの愛ですね。
初心者の人でも思ってたよりも簡単に交換ができると思うのでチャレンジしてみてはどうでしょうか。
ただ注意点書きをしておきます。
- 交換ができるPCなのか
- SSDのサイズ
- PCに対応しているか
- 作業手順などの確認
- バックアップは取る
- 自己責任
以上のことをしっかりと把握した上で作業に取り掛かってくださいね!
動きが重かったりアプリケーションの起動が遅いと感じた人は、SSD換装を一つの選択肢として考えたら世界が変わりますよ!
それではっ!