どうも、プロニートの赤井です。
いきなりですがぼくはソフトバンクが大嫌いです。
その理由はいろいろありますが例えばソフトバンクと契約したスマホを解約してもなぜかよくわからない390円が毎月口座から引き落とされたり、ソフトバンクのiPhoneはSIMロックがかかっていてそれを解除しないと格安SIMが使えなかったりなどなどいろいろありますが、一番腹が立つのがコレ
お分かりでしょうか?
これはAndroidのパケット接続率を現したグラフですが、パッと見ソフトバンク圧勝!感がありますよね?
でもこれよく見ると実は
97.5%と96.0%とめちゃめちゃ僅差!ぶっちゃけさほど変わりません。
というように隙あらば消費者を騙そうという姿勢がとにかく嫌いなわけですよ。
でも、上のグラフのようなものはいろいろなところで使われていてこういったものを見抜く知識がないとソフトバンクだけではなくいろいろな企業や人からコロっと騙されることになるわけです。
そうならないためにも統計やグラフの最低限の知識は身に付けたい!
そんな時に読んでほしいのがこの数学ガールの秘密のノートやさしい統計です。
これがとにかくわかりやすく、ただ統計やグラフの基礎的なことを学ぶというよりはそれらがいかにして世の中で使われているか、この知識をどう日常生活に活かしていくかということが書かれているので統計の基礎知識がなくても楽しく読めます
そして何より驚きなのがこの本なんと...
ソフトバンク系列のSBクリエイティブから出版されてる?!?!
統計の本だから難しい?!この本は中高生向けなんで文字さえ読めれば理解できます
「統計の本」というと難しいもの・読んでも理解できないなどと思われがちですが、この本はぶっちゃけ文字さえ読めれば理解できます。
というのも、この本
統計の本てやっぱ難しいんじゃないの?
この本に限ってはめちゃめちゃわかりやすいから大丈夫!!
こんな感じの会話形式で終始進んでいきます。
さらにここで出てくる統計やグラフの話は中学校や高校で習うような内容のものがどう世の中で生きてきているかというものなので普通に読めば理解できないということはないでしょう。
書いてる内容も先述の人を騙すグラフの話に始まり、偏差値の話やコイントスを統計を用いてしっかりアプローチする話などというように理解しやすい題材を使っているのも嬉しいです。
数学ガールの秘密のノートやさしい統計は高校生までには読んでおきたい一冊
ぼくがこの本を読んだ感想としてまず思ったのは「高校生(できれば中学生くらいで)この本に出合いたかったな」というものでした。
というのも、先述した見る人を騙すグラフなんてある程度生活範囲が広がれば嫌でも目にしますのでそれを見破る目を養っておく必要があるというのはもちろんですし、さらにこの本の中には「偏差値」について書かれている章があります。
早い人では中学生、遅い人でも高校生になれば嫌というほど目にし、自分の人生をも左右するこの偏差値ですがこの偏差値というものがどういったものなのかというのをはっきりと理解していない人は多いです。というかみなさん知りませんよね?
というように統計なんて学校じゃほとんど教えてくれません(大学受験を見据えている学校であればあるほど統計は教えず関数を教えます)がその誰も教えてくれない統計が何気ないところで使われまくっていてそれが自分の人生を左右するものということを知らないと危険なわけですよ。
ガチで学校の図書室なんかには絶対置いといた方がいい本ですよ
もちろんそれ以外でも「平均値」と「中央値」「最頻値」の違いのように知っておけばスポーツ観戦などがさらに楽しめる統計の知識つくのでちょっとでも興味ある人は教養として読んでおくと人生が豊かになる感じの本です。
ここまで読んでちょっとでも気になった人は2時間かからずに読破できるような内容なのでサラッと読んでみてください